仮想通貨Near高騰、エヌビディア大型カンファレンス参加で期待高まる
NearのAIプロダクト
暗号資産(仮想通貨)Nearプロトコル(NEAR)は過去一ヶ月で2倍以上値上がりし前日比で13.3%高。きたるエヌビディアの大型カンファレンスへの登壇予定で期待感が高まっている格好だ。
Nearは2017年に「NEAR.AI」という人工知能スタートアップとして立ち上げられたが2018年にブロックチェーンに拡大。PoS系のレイヤー1ブロックチェーンとして2020年にメインネットがローンチされた。
Near創設者のIllia Polosukhi氏は、3月18日〜21日に米サンノゼおよびオンラインで開催するエヌビディアの「NVIDIA GTC AI 2024」カンファレンスに参加し、エヌビディアのJensen Huang CEOがホストする「Transforming AI」というテーマのパネルディスカッションで、他のAI企業のCEOや創設者とAIや機械学習における「トランスフォーマー」モデルについて語り合う予定だ。
関連:AI関連の仮想通貨高騰、エヌビディア大型カンファレンス「GTC AI 2024」で思惑買いか
また、Nearは近いうちに、AI関連のプロダクト「Near Task」をリリースする予定で、エヌビディアとの関わりやコラボが今後実現しうるとの期待感が高まっている模様だ。
Near Taskとは、学習データをAIモデルに提供する分散型ツールで、まだ正式にリリースされていないが、事前申請はできる。
エヌビディアの株価は先週金曜日から続落し、本日-2%(857.7ドル)。一方、投資会社Cantor Fitzgeraldは目標株価を900ドルから1200ドルに引き上げた。
関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します