週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|トランプ前大統領の異例発言やビットコインのトランザクション数に高い関心
今週のニュース
この一週間(5/4〜5/10)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンがソラナのレポートを発表したこと、ビットコインの累積トランザクション数が10億件に到達したこと、2024年の米大統領選挙における共和党の候補者であるドナルド・トランプ氏が仮想通貨について異例の発言を行ったことに関する記事が最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
「ソラナは第3の主要仮想通貨になる」フランクリン・テンプルトン見解(5/4)
フランクリン・テンプルトンは3日、ソラナについてのレポートを発表。ソラナが成長を続け、ビットコインとイーサリアムに続く第三の主要トークンになるとしている。(記事はこちら)
ビットコイン、累積トランザクション数が10億件に到達(5/6)
ビットコインは、累積トランザクション数が10億件を超えた。ビットコインは2009年に立ち上げられ、それ以降800週が経過したところだ。(記事はこちら)
トランプ前大統領が異例発言、仮想通貨業界を味方に(5/9)
ドナルド・トランプ氏は9日の選挙集会で、仮想通貨業界を支持する異例の発言を行った。企業が米国で安心して事業をできるように仮想通貨技術を受け入れる必要はあるなどと述べている。(記事はこちら)
金融相場
米4月予想外の失業率上昇、ビットコイン63000ドル台回復(5/4)
ビットコインは4日、米国の4月雇用統計結果が予想を下回ったことでドル安が進行し、NYダウなどの主要株価指数の上昇に連動して63,000ドルの大台を回復。市場予想を下回った雇用データから、米連邦準備理事会(FRB)の年内2回の利下げ観測が再び広がった格好だ。(記事はこちら)
前週末にかけてビットコイン大幅反発、ETFフローに好転の兆し(5/7)
この日のビットコイン価格は前日比0.3%安の1BTC=63,659ドルに。ビットコインETFのフロー(純流入・流出額)には、好転の兆しが見えた。(記事はこちら)
ビットコインなど仮想通貨相場反発、ビットバンク関連会社のセレスがストップ高(5/10)
この日の仮想通貨相場は反発。下落の目立っていたアルトコインの反発も散見され、ソラナが6.5%高、Toncoinが7.8%高、NEARが5.9%高となった。(記事はこちら)
アジア特集
ふるさと納税受入額が約1兆円に、最新人気自治体ランキングTOP10(5/5)
本記事では、仮想通貨の取引で得た利益に対する納税額の軽減方法として、「ふるさと納税の寄附額の推移」「人気の自治体ランキングTOP10」「ビットコインを受け取る方法」の3つを解説している。(記事はこちら)
金融庁、8月にもデジタル証券(ST)の規制緩和へ 発行を増やして普及を促進=日経(5/9)
日本の金融庁は、「デジタル証券(ST)」を普及させるため、規制を緩和することがわかった。早ければ8月にも内閣府令を改正する計画である。(記事はこちら)
NTTドコモ、新会社設立でWeb3・AI事業など強化 NTT Digitalも傘下に集約(5/10)
株式会社NTTドコモは10日、ドコモグループ全体でのグローバル事業拡大を目指す新会社、「株式会社NTTドコモ・グローバル」を2024年7月に設立する計画を発表。NTTドコモの完全子会社としてWeb3推進に取り組んできたNTT Digitalも新会社の傘下に集約される。(記事はこちら)
SBIとチリーズ、スポーツファントークンで提携 日本市場展開で合弁会社設立へ(5/10)
SBIデジタルアセットホールディングス株式会社は9日、スポーツやエンターテインメント向けブロックチェーンプロバイダーであるChilizとの戦略的パートナーシップに関する基本合意を締結したと発表。両社は日本で合弁会社の設立を検討している。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します