過小評価されているERC-20トークン5選|investinblockchainが掲載
停滞している仮想通貨市場の中で、Investinblockchainが選ぶ、長期的に見ると現在過小評価されているERC-20トークンのトップ5を掲載。
OmiseGo (OMG)
WorldBankによると、東南アジアでは、27%の人しか銀行口座を持っていないことが判明。
スマートフォンを使用し、QRコードで決済可能な決済アプリを使用することでこの問題を解決に導けるようにOmiseGoはサービスを提供している。
今後、既存の金融機関や他の仮想通貨プロジェクトと協力していく予定であり、分散型取引所(DEX)をオープンする予定となっている。
さらに、OMG保有でステーキングが可能となり、報酬が入ることで、需要の増加に繋がるという。
0x (ZRX)
0x(ゼロエックス)とは、イーサリアムブロックチェーン上で取引可能なオープンソースの分散型取引所だ。
他のERC-20 DEX、IDEXやEtherDeltaと違い、Gas料金がかからない点が大きな特徴となる。
さらに0xは、既にAugurやMakerなどの有名プロジェクトを含む、30以上のdAppsやリレイヤーとともに活動している。
今年、10月12日に、米国仮想通貨取引所Coinbaseに0x (ZRX)が上場し、大手取引所からサポートされていることも注目が置ける。
現在、0xプロトコルは、ERC-20トークンだけのサービスを提供しているが、今後、複数のチェーンを統合する目標としているため、今後の更なる発展に注目したい。
Basic Attention Token (BAT)
BATは、個人情報を提供することなく、無料でインターネットを使用できるように作られたプロジェクト。
BATは、Braveブラウザを提供しており、不要な広告、Cookieを自動的にブロックし、Chromeの2倍、モバイルブラウザの最大8倍の速度が出ると発表している。
Braveブラウザは、既にGoogle Play Storeだけで1,000万回以上、400万人以上のユーザー数を誇っている。
今後、Braveブラウザの利用が高まっていくにつれ、BATの需要も高まっていくだろう。
WaltonChain (WTC)
中韓企業で作られたWaltonchainは、ブロックチェーンデータベースとRFID(Radio-Frequency Identification)メカニズムを組み合わせることで、Value Internet of Things(VIoT)と称するプロジェクトを提供している。
WaltonChainチームは、アジア全域で優秀な提携を結んでおり、巨大企業アリババとも提携し、今では中国政府とのプロジェクトに取り掛かっているという。
今後IoT技術は更なる発展が見込まれているため、注目すべきプロジェクトとなるだろう。
IOST (IOST)
IOSTは、Internet of Services Tokenの略で、スケーラビリティ問題を解決するために設計された仮想通貨。
一般的に多くの通貨に採用されているProof-of-Work(PoW)やStoof -of-Stake(PoS)と異なり、Proof-of-Beliefability(PoB)というアルゴリズムを採用している。
そして、これには、二つのノード(Believable NodesとNormal Nodes)が搭載されるという。
また、PoBによる拡張性と安全性と確保するために、IOSTのホワイトペーパでは、四つのプロトコルを紹介し、特にEDSというプロトコルは拡張性に不可欠だと思われる。
参考記事:Top 5 Undervalued ERC-20 Tokens
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します