米SEC、イーサリアム現物ETF申請を承認する方向か=報道
承認可能性高まる
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの現物ETFの申請について、米SECが月曜日に上場先の取引所に対し承認する方向に傾いていると伝えたことが報じられた。
バロンズ紙によれば、関係筋はSECはナスダック・NYSE・Cboeに対して、申請書に対するコメントを提出し、それが期限内に解決されれば、早ければ今週中にも承認される可能性があると話したという。
昨日の報道では、証券取引所側がSECから19b-4書類の更新を前倒しで行うよう依頼されたことがわかった。
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また、その後、フィディリティやグレースケールなどの申請企業は、SECによる有価証券懸念を回避するために、相次いでETHステーキングという内容を取り除いた。SECからのフィードバックを受けての書類変更と見られる。さらに、Cboeは本日、フィデリティ、ヴァンエック、インベスコ/ギャラクシー、アーク/21シェアーズ、フランクリン・テンプルトンの申請に関する修正版19b-4書類を公表した。
米時間5月23日には、VanEckの上場申請が最初に審査結果を受けることになる予定だ。その後、アークや、ブラックロック、フィディリティなどの申請も最終判断の期限を迎える。
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