エルサルバドル、ビットコイン投資家のための銀行設立を検討

ビットコインのための「民間投資銀行」

エルサルバドルの親ビットコイン派ナイブ・ブケレ大統領は、民間投資銀行(BPI)の設立を提案した。

この銀行は、ビットコイン投資家のためのもので、従来の銀行と比べて制限も少なくなる。承認されればビットコイン投資家が金融サービスを利用できるようになる。

駐米サルバドル大使のミレーナ・マヨルガ氏は14日、「エルサルバドルの経済計画の一環として、私たちはBPI(民間投資銀行)を提案した。潜在的な投資家にドルとビットコインで提供する資金調達の選択肢を多様化することができる」とSNSで明かした。

El Mundo報道によると、BPIは海外銀行や株主や企業グループとつながりのある金融会社との取引制限や、融資規制など、従来の銀行のような厳しい法的制限が撤廃される。また、民間投資銀行は5,000万ドルの最低資本金で設立されなければならず、少なくとも2人の株主(外国人可)を必要とするという。

エルサルバドル政府は21年からビットコインの購入をはじめ、火山熱マイニングや継続的買い増しなどを通して現在5,781.76 BTCを保有している。

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