リップル助成金、日韓ファンドで申請受付開始
アジアプレゼンス高める狙い
リップル社は2日、日本と韓国で、XRPレジャー(XRPL)基盤のプロジェクトへの助成金提供を開始したと発表した。
発表によると、「XRP Ledger 日本・韓国 ファンド」は、日本および韓国市場において、XRP Ledger(XRPL)のイノベーションを加速させるための市場特化型ファンドで、「コミュニティ成長、企業パートナーシップ、開発者向け助成金、スタートアップ投資など、さまざまな強力な取り組みをサポートします」としている。
2日より、企業・開発者・コミュニティメンバーからの応募を募集し始めた格好だ。
リップル社は6月に、XRPブロックチェーン上のイノベーションを加速させるための専用イニシアチブとして、「XRP Ledger 日本・韓国 ファンド」を設立した。資金規模に関しては、有望なプロジェクトや機会を長期的にサポートするために、10億XRP(約780億円)を割り当てることを約束している。
なお、第七波のXRPL助成金プログラムは最近、XRPレジャー上でのソリューションのさらなる開発と拡張を支援するために、日本と韓国を拠点とする2つのプロジェクト「VWBL」と「Moai Finance」に資金を提供した事例がある。
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