米金融大手ステートストリート、独自のステーブルコイン発行検討か

デポジットトークンも発行か

米ボストン拠点の金融大手ステートストリートは、ブロックチェーン上の決済方法を模索しており、ステーブルコインの発行を検討しているようだ。ブルームバーグが18日に報じた。

報道によると、米ドルに連動する独自のステーブルコインの作成を検討している。また、ブロックチェーン上で顧客の預金を表す独自のデポジット・トークンの開発も検討しているという。なお、詳細は公式には発表されていない。

ステートストリートは仮想通貨・ブロックチェーン技術に携わっている数少ない米国の金融大手の一つだ。先月、その子会社であるステートストリート・グローバルアドバイザーズ(SSGA)は仮想通貨投資企業ギャラクシーアセットマネジメントと協力して仮想通貨投資商品を開発すると発表したばかりだった。

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また、上場企業ではオープンなステーブルコインを発行しているのはペイパル(PayPal)一社のみ。ペイパルは昨年仮想通貨関連企業Paxosと提携し、PYUSDを発行している。PYUSDは現在9番目に大きいステーブルコインで、920億円規模になっている。

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一方、デポジット・トークン(トークン化預金)に関しては昨年9月に、国際決済の処理を速めることを目的として、入金用のトークンを活用するブロックチェーン基盤の入金システムを構築していることが報じられた。

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