フィデリティ含む5つのイーサリアム現物ETF、7月23日に登場へ
Cboeの上場銘柄
米デリバティブ取引所Cboeによると、フィデリティやヴァンエックなどのイーサリアム現物上場投資信託(ETF)は7月23日に取引を開始する予定だ。
Cboeが取り扱うのは、「フィデリティ・イーサリアム・ファンド」、「フランクリン・イーサリアムETF」、「インベスコ・ギャラクシー・イーサリアムETF」、「ヴァンエック・イーサリアムETF」、「21シェアーズ・コア・イーサリアムETF」の5銘柄。
今週火曜日の報道でも、SECが現在申請されている各イーサリアム現物ETF銘柄への最終承認を7月22日に行い、翌日の23日には取引可能となる見込みが報じられた。
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また、申請中の各社は今週水曜日に修正登録届出書の中で手数料額を公表した。
フィデリティは手数料を0.25%とし、2024年末まで免除する。フランクリン・テンプルトンは2025年1月31日まで、ファンドの最初の資産100億ドルに対する手数料を免除する。ヴァンエックは、ファンドが取引所に上場してから1年間、最初の15億ドルについて手数料を免除する。また、21シェアーズは0.21%の手数料を設定し、株式が上場された日から6ヶ月間、または最初の5億ドルのうちいずれか早い方の手数料を免除するとしている。
なお、ナスダックへの上場を予定するブラックロックの「iShares・イーサリアム・トラストの手数料」は株式が上場された日から12ヶ月間、または最初の25億ドルのうちは0.12%で、その後0.25%の手数料と設定している。
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