週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|米政府のビットコイン大口送金と米共和党議員の新法案に高い関心
今週のニュース
この一週間(7/20〜7/26)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、米政府によるコインベースへのビットコイン大口送金、米共和党議員の新法案発表計画、SBIと米運用会社大手フランクリン・テンプルトンの新会社設立計画に関するニュースが最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
米政府、6.26億円相当のビットコインをコインベースへ送金(7/23)
データ追跡のArkhamによると米政府は23日、58.742BTCを仮想通貨取引所コインベースへ送金した。6.26億円に相当する価値のものだった。(記事はこちら)
「ビットコインを米国の準備金に」共和党議員、新法案の発表を計画=報道 (7/25)
仮想通貨支持派として知られる共和党のシンシア・ルミス米議員は、カンファレンス「ビットコイン2024」で、新たな法案の発表を計画していることがわかった。法案の内容は、戦略的準備金としてビットコインを保有することを米中央銀行(FED)に義務付けるというものだ。(記事はこちら)
SBIが米資産運用大手と新会社設立へ ビットコインETF参入準備か=日本経済新聞(7/25)
SBIホールディングスが、フランクリン・テンプルトンと年内を目処に合弁会社を設立する。デジタル証券(STO)の取り扱いや日本国内でのビットコインETFの投資環境を見据えた方針を固めた可能性がある。(記事はこちら)
金融相場
ビットコイン続伸で68000ドル台に、市場は大統領選挙の行方を注視(7/22)
この日のビットコイン価格は前日比1.4%高の1BTC=68,076ドルに。金融市場は、米大統領選挙の動向に注目している。(記事はこちら)
ビットコイン67000ドル台で推移、ブラックロックETFへの資金流入は今年3月以来の最大規模に(7/23)
ビットコインの価格が67,000ドル台で推移する中、最大手資産運用会社ブラックロックのビットコインETFへの資金流入が再び急増し始めた。2024年7月19日時点で週間の純流入額が1.2億ドルに達したことを示しており、非常に強い資金流入が続いていることがわかる。(記事はこちら)
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる(7/26)
この日の仮想通貨相場は反発。投資家は、ビットコイン2024でのドナルド・トランプ氏らの登壇に注目しているようだ。(記事はこちら)
アジア特集
ネクソン、NFTゲーム『メイプルストーリーN』のシナジーアプリなどを発表(7/20)
大手ゲーム開発企業ネクソンのブロックチェーン子会社であるNEXPACEは9日、東京で開催されたWeb3カンファレンス「Xangle Adoption 2024」に出席。新作ゲーム「メイプルストーリー・ユニバース」エコシステムの立ち上げを発表した。(記事はこちら)
DEAがスタートアップワールドカップ日本代表に選出 10月開催の決勝大会進出へ(7/22)
「スタートアップワールドカップ2024東京予選」が7月19日に開催された。240社以上の応募の中から選ばれた11社がピッチを行い、Web3企業「Digital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)」が日本代表に選出された。(記事はこちら)
仮想通貨取引所Gate、日本国内向けのサービス提供終了(7/23)
海外の仮想通貨取引所Gateは22日、日本の金融規制を遵守するために、日本国内向けのサービスを終了することを発表。日本国内に居住するユーザーの新規の口座開設の停止を2024年7月22日より実施した。(記事はこちら)
RWAトークンのグローバル展開を推進へ 日本デジタルアセットマーケッツが韓国企業と提携(7/23)
日本で仮想通貨交換業者として登録しているデジタルアセットマーケッツは23日、韓国のWeb3企業CREDERと協業するために基本合意書を締結したことを発表。これから両社で協業して、ジパングコインを中心としたRWAトークンのグローバル展開を推進すると説明している。(記事はこちら)
日本デジタルアセットマーケッツ、アバランチと提携 RWAトークン発行・流通を推進へ(7/24)
デジタルアセットマーケッツは24日、アバランチの開発を手掛けるAva Labsとの提携で、基本合意書を締結したと発表。Ava Labsの日本国内パートナーとして、「Avalancheサブネット」と「AvaCloud」などを活用し、RWAに基づくトークンの発行支援・流通に関する事業や、オンチェーンでの個人情報活用におけるインフラ構築を進めていく。(記事はこちら)
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ 暗号資産ETFサービスも視野(7/26)
株式会社bitFlyer Holdingsは26日、FTX Japanの発行済株式100%の取得を完了し、FTX Japanを完全子会社としたと発表。8月26日までにFTX Japanの社名を変更し、bitFlyer Holdingsの傘下で新たにクリプトカストディ事業を展開する予定だ。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します