ミクシィ、仮想通貨取引所を運営する持分法適用関連会社「ビットバンク」の株式上場準備を発表
ビットバンクが上場準備へ
東証プライム上場企業のミクシィは31日、持分法適用関連会社で暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankを運営するビットバンク株式会社が、株式上場準備を行っていることを発表した。
ビットバンクの株式持分比率は、株式会社 MIXIが26.99%、株式会社セレスが23.05%。ビットバンク株式会社代表取締役CEOの廣末紀之氏が30.69%となっている。
ただし、株式上場に関しては関係当局の承認を前提とすることに加え、上場の予定時期、市場等については未定であり、株式上場の準備過程における検討の結果次第では、同社の株式上場は中止するという結論に至る可能性もある」と注釈を入れている。
ミクシィとの関係性
ミクシィは21年9月、第三者割当増資で約70億円を投じビットバンク株式会社の株主となり、同社を「持ち分法適用関連会社」としていた。
株式会社セレスは17年7月、ビットバンク株式会社と仮想通貨関連事業に関する資本業務提携を発表し、持分法適用関連会社化していた。
ミクシィは、同名のソーシャル・ネットワーキングサービス「mixi」や、ソーシャルゲーム「モンスターストライク」で、5500万ユーザーを抱えるなど、国内を代表するIT企業として知られる。
国内暗号資産(仮想通貨)取引所大手のbitbankは、取り扱い銘柄選定の良さと板取引の充実度、送金の速さ、取引手数料の安さなどが好評を博し、国内屈指とも言える投資家の支持を集めてきた。上場準備に向けて、さらなるサービスの充実が期待される。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します