トランプ氏「米国政府は仮想通貨ビットコインを売却すべきではない」

「非常に現代的な通貨」と表現

米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、金融市場と仮想通貨相場が暴落する中、ビットコインについて再び言及した。

トランプ氏は23歳のストリーマーであるアディン・ロス氏のライブストリーム・インタビューに参加し、米国政府が最近ビットコインを売却していることについて、「売るべきではない。何か建設的なことをするべきだ」「なぜなら、私たちがやらなくても、中国がやっているし、他の国もやっている」と自身の考えを示した。

先週、米国政府のものとされるウォレットは、20億ドル(当時の価格)相当のビットコインを別のウォレットに送金し、売り圧への警戒を高めていた。実際、移動された一部のビットコインは機関投資家向けのカストディアンに入金されたとされた。

米政府は今も100億ドル以上のビットコインを保有している。

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また、トランプ氏は今回のインタビューで、ビットコインを「非常に現代的な通貨」と呼び、人工知能になぞらえた。同氏は、7月末に開催された「ビットコインカンファレンス 2024」の基調講演で、「米国が仮想通貨およびビットコインなど次世代のテクノロジーを受け入れなければ、中国や他の国々が支配することになる(国際競争力を失う可能性がある)」と主張し、再選が実現した場合、米政府が現在保有するビットコインを売らずに「国家戦略準備金」として保有する方針を掲げた。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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