DOGE後輩犬モチーフの仮想通貨NEIRO(ねいろ)が急騰 バイナンス上場で

NEIRO価格高騰

暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスは16日、3種類のミームコインの新規上場を発表した。対象となるのはNEIRO、TURBO、1MBABYDOGE。16日19時に上場した。

高いボラティリティ(価格変動性)を前提に一部ユーザーのみが取引可能なシードタグ銘柄として扱われる。シードタグは、実用的なプロダクトやユーザーベースが確立されていない銘柄を対象にラベル付けされたもので、バイナンス・イノベーションゾーンに代わって導入された。

バイナンスが提供するのは、NEIRO/USDT、TURBO/USDT、1MBABYDOGE/USDTの3つの通貨ペア。この上場ニュースを受けNEIROの価格は高騰し、前日比870%高となっている。

出典:Coingecko

Neiro(NEIRO)とは?

Neiro(NEIRO)は、有名なミームコイン「ドージコイン(DOGE)」のモチーフとなった柴犬かぼすちゃんの後輩犬である「ねいろちゃん」にインスパイアされて誕生した新しいミームコインである。NEIROは、時価総額880億ドルを達成したDOGEの成功を追随することを目指している。

このトークンはイーサリアム・ブロックチェーン上で発行されており、7月末のローンチからわずか1週間で時価総額は1.3億ドルに達し、保有者数はすでに1.1万人を超えている。NEIROは総供給量10億トークンで、売買税ゼロ、チーム・トークンなし、VCからの支援も受けていないことを強調している。

公式サイトによれば、NEIROは本質的な有用性を持たないミームコインであるが、安全性と信頼性を確保するための措置が講じられている。NEIROのコントラクトは所有権が放棄(Renounced Ownership)されており、開発者がトークンの設定を変更する権限を持たないため、トークンの管理や操作が不可能であり、プロジェクトの透明性とセキュリティが保たれている。

しかし、Bubblemapsの分析によると、NEIROはローンチ時に供給量の78%が特定のアドレスによって取得され、その後、多数のウォレットに分散されたことが明らかにされている。NEIROは、イーサリアムブロックチェーン上で特定の集団によって大部分がコントロールされている可能性が高いことを示唆している。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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