ビットコイン急落時に逆行高を記録した仮想通貨ファクトム|最新の動向を調査
- Factom(FCT)が急騰
- ファクトム(FCT)が15日の早朝から本日の午前にかけて、65%以上の価格上昇を記録した。相場全体が弱気な中での急反発。Microsoft関連のプロジェクト等今後の展開への期待感が要因か。19日追記情報あり。
追記(11月6日)
ファクトムとコインチェック銘柄最新状況(11月6日時点)を以下の記事で掲載しました。
Factom(FCT)が65%以上の価格上昇を記録
Factom(FCT)が一際目立つ値動きをみせている。
BTCの暴落に伴い相場全体が非常に弱気な中、FCTの価格が、15日から17日現在で、BTC建てで47%以上の高騰を記録した。
以下は、FCT/USDにおける、coinmarketcapのチャート。
また、18日午前から19日にかけてさらにおよそ+38%の上昇を記録した。
このような価格急上昇の背景には、Factomの今後のプロジェクト展開への期待感が挙げられる。
NASDAQ上場企業の子会社との提携発表
またファクトムの価格上昇の要因の一つして考えられるのがEquatorとの提携発表だ。
今回、FactomのHarmonyプラットフォームがEquator社の不動産ローンの取引ソリューションPRO solutionに統合される事が明らかになった。
ちなみにEquator社の親会社はNASDAQに上場しており、資産管理、保険サービス、金融サービス等、多岐にわたる不動産関連サービスを提供する会社アルティソースである。
この発表前後からファクトムの価格上昇が見られている。
29日にはチューリッヒでのミートアップを予定
また今月29日には、スイスのチューリッヒで開催される「Azure Blockchain Meetup 」で、ドキュメント処理に関連したオランダのブロックチェーン企業であるSphereon社のCTO兼Factomのブロックチェーンリーダーを務めるNiels Klomp氏が登壇する予定。
そこで、FactomとMicrosoftとの技術提携の詳細が語られる予定である。
ミートアップのことを、Klomp氏はツイッターで以下のように予告した。
今後、Factomがどのように動きを展開していくのか、ミートアップではその詳細が注目されるだろう。
ハードウォレットLedgerがFactomに対応
また、Factomに関連した動きとして、ハードウォレットのLedgerがFactomを含めた、Lisk、MIX Blockchain、Musicoin、GameCredits、EtherGemの6つの通貨に対応することが公式により発表された。
今後、それらのFactomに関連した動きがどのように展開されていくのか。
今回はそれに関連した期待感が価格に反映されたであろうことが考察されるが、特にMicrosoft関連の動向にはさらなる注目が集まってことが予想される。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します