仮想通貨取引所コインチェック:ビットコインキャッシュのハードフォークに係る一部停止機能を再開

コインチェック:BCHハードフォークに係る一部停止機能を再開
国内最大手の仮想通貨取引所「コインチェック」は、2018年11月27日より、仮想通貨ビットコインキャッシュハードフォークに伴い停止していた一部機能を再開した。

仮想通貨ビットコインキャッシュハードフォークに係る一部停止機能を再開

国内最大手の仮想通貨取引所「コインチェック」は、2018年11月27日より、仮想通貨ビットコインキャッシュハードフォークに伴い停止していた一部機能を再開した。

同社では、ビットコインキャッシュハードフォークに伴い、対応方針をアナウンス。顧客資産の保護のため、リプレイアタック対策を実施済みとしており、ネットワークの安定稼働を確認次第再開すると告知していた。

コインチェックでは、「Bitcoin ABC」が参照するチェーンをBitcoin Cash(BCH)としてティッカーシンボル表記する。

ハードフォークにより発生した新通貨(BitcoinSV)のお客様への付与については、現時点で未定としている。

誤って「Bitcoin SV」の入金を行った場合、残高への反映、また返金対応等を行うことができないため、入金は行わないよう注意喚起している。

このニュースの重要ポイント

  1. Bitcoin ABCが参照するチェーンを、Bitcoin Cash(BCH)として表記(実際に入金開始)
  2. BCH売買再開
  3. SVの入金対応はなし(残高反映・返金対応なし)
  4. ハードフォーク付与通貨(SV)の対応は未定
  5. リプレイアタック対策を実施済み
なお、今回のBitcoinABC入金再開前に、和田 晃一良氏もSVのリプレイアタックに関して言及していた。 今回BitcoinSVのリプレイアタックに関する内容は以下の記事にて掲載。
ビットコインSV派のCoinGeek社が同社ブログで正式にハッシュ戦争を終了すると発表し、プロトコルレベルでのリプレイプロテクション導入は2019年の第1四半期頃になるだろうと予想した。また仮想通貨ビットコインSV(BSV)はCoinMarketCapで時価総額7位にランクインした。

Bitcoin ABCのアップデート内容について

仮想通貨メディアやマイニング事業を展開するBitcoin.comのCEO「ロジャー・バー」氏は11月18日、都内で開催された日経CNBC主催の「Future of Money」に出席し、「スムーズにいったと思うし、ネットワークでもっと色んな事ができるようになった」と述べ、今回のアップデートで加わったopコードの「OP_CHECKDATASIGVERIFY」が今後のビットコインキャッシュに重要であると説明している。

なお、アップデート内容は、以下の通りだ。

Bitcoin ABC

CTORの導入

opコード「OP_CHECKDATASIG」と「OP_CHECKDATASIGVERIFY」の施行

最低限トランザクションサイズの施行

「push only」ルールの施行

「Clean stack」ルールの施行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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