仮想通貨取引所バイナンス、クレジットカードでビットコインやXRPなど仮想通貨4銘柄購入可能へ

バイナンス、クレジットカード決済対応へ
世界取引高No.1の仮想通貨取引所バイナンスは31日、クレジットカードおよびデビットカードによるビットコインやXRPなど4つ仮想通貨の購入が可能となったことを発表した。同取引所は法定通貨の需要対応と仮想通貨の普及に注力。

バイナンス、クレジットカード決済可能に

世界取引高No.1の仮想通貨取引所バイナンスは31日、決済フィンテック企業Simplexとのパートナーシップで、クレジットカードおよびデビットカードによる仮想通貨の購入が可能となった、と公式 で発表した。

「仮想通貨へのアクセスをより広めるために、現在Visa、MasterCardを利用し、バイナンス取引所で4つの仮想通貨を購入することができる」としている。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • リップル(XRP)

なお、カード決済に関する詳細はこちら。

購入の速度:購入からウォレットへの送金まで平均10~30分

手数料:一つの購入につき、3.5%、又は10ドルの手数料となる

ビザカード・マスターカードが利用可能

Simplexの決済対応国に含まれない国や地域もある

今回の新機能とSimplexとのパートナーシップに関して、バイナンスのCEOを務めるCZ氏はこのように公式ブログでコメントをしている。

我々バイナンスは、ユーザーが安全な方法でより迅速かつ容易に仮想通貨へアクセスできることを提供しようとしている。

Simplexとの提携により、クレジットカード決済とグローバルにいる仮想通貨トレーダーの繋がりはより効率的になるだろう。

現在世界経済において法定通貨は主要な消費手段であるため、法定通貨のゲートウェイを可能にすることは、仮想通貨の普及にとって極めて重要な一環である

クレジットカードは主な決済方法であり、我々は今後、決済手数料の削減などに向けて、より多くの決済方法の選択肢を追加する予定だ。

過去4ヶ月の間で、バイナンスはBinance UgandaとBinance Jersey、二つの法定通貨建取引を提供する仮想通貨取引所をオープンしている。

特にユーロとGBP建取引を提供するBinance Jersey Exchangeでは、開始直後から口座登録の希望者が殺到し、一時的にKYCなどの処理が混雑し、間に合わない状況にあったため、法定通貨での仮想通貨取引に対する高い需要が伺えた。

また、昨年9月に大型カンファレンスにて、CZ氏は、2019年の9月ごろまでには、5~10の法定通貨/仮想通貨の取引所を開設し、大陸ごとに約2つの取引所を設置したいと発言し、法定通貨からのアクセスポイントを広める意志を固めたことで、注目されていた。

今後、バイナンスはどのようにユーザーからの法定通貨による購入・取引の需要を満たすか期待していきたいところだ。

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9月19日、20日にかけて行われたCoinDesk Consensus Singapore 2018に仮想通貨取引所Binance CEOのCZ氏が登壇し、来年の今頃までに法定通貨と仮想通貨の取引を可能にする5~10つの取引所の設立を検討していることを明らかにした。先日発表された法定通貨シンガポールドルと仮想通貨の取引所もその計画の第一歩であるとされている。CZ氏は、その法定通貨と仮想通貨の取引所を開設して行く上で、現地規制局や銀行とのやりとりが大きな課題となっていることを明かした。そして、最終的な目標は分散型取引所の普及であると言及している。
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