大手仮想通貨取引所Huobi、米国での法定通貨建取引を開始|ビットコイン等の3銘柄を上場
- Huobiの米国市場、米ドル建のマーケットを開始
- 世界的大手仮想通貨取引所Huobiの米国市場Houbi USは日本時間6日、米ドル建ての取引ペアを開始したことを公式で発表した。現在取引が可能な通貨はBTC・ETH・USDT。
Huobi初の米ドル建て市場
世界的大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)の米国市場Houbi USは日本時間6日、米ドル建ての取引ペアを開始したことを公式で発表した。
現在、同取引所では、米ドルの入出金が可能となっており、USD建の取引ペアは以下の3銘柄で可能となる。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- テザー(USDT)
米ドルを利用することにあたり、ユーザーはPrime Trustというネバダ州発の信託企業による米ドルの入出金サービスを利用する必要がある。
なお、米ドルのウォレットの利用はレベル2のKYC認証を行なった米国の居住者のみで、最小限の入金額は100ドルとされている。
Huobi US(元HBUS)は昨年6月に、取引所Houbi Globalとの戦略パートナーとして米国でオープンし、今年1月にHBUS.comからHuobi.comへ移行された。
今回の米ドル建て市場の開始は、Huobiにおいて初の法定通貨市場ではない。
2018年にHuobiグループは日本の金融庁(FSA)から「仮想通貨交換業者」の認可を得たビットトレード株式会社の全株式を買収し、今年の1月より新たなBitTradeをHuobi初の法定通貨建て(円建て)の仮想通貨取引所として取引を開始している。
さらに、先日公開されたプレスリリースでは、Huobiのシニア事業担当者David Chen氏が今年の事業抱負を以下のように語っていた。
2019年末までには、10ヶ国以上で展開しようとする法定通貨建ての仮想通貨取引所の立ち上げに対する支援など視野に入れている。
今回米国での法定通貨建ての取引開始はその一環として考えられるだろう。
大手仮想通貨取引所Huobiが今後どのように法定通貨の市場を拡大していくのか、引き続き注目していきたいところだ。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します