米大手仮想通貨取引所Bittrexが初IEOセール予定|LoLやクラッシュロワイヤルの運営会社と提携
- Bittrexが初IEOセール予定
- 米大手仮想通貨取引所Bittrexが、初のIEOセールを告知。トークンセールを行うRAIDプロジェクトは、日本でも人気の高いLoLやクラロワの運営会社と提携している。
Bittrexが初IEOセール予定
大手仮想通貨取引所Bittrex International(ビットレックス)は12日、初のIEO(取引所でのトークンセール)を行う予定を公式で発表した。
IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)とは、資金調達のための、ICOのような仮想通貨トークンセールのこと。
従来のICOと異なり、大手取引所の上場が約束されている点や、トークンのロックアップの時間、もしくはトークンプロジェクトのセール、上場に関わる審査の欠如など懸念点が大幅に取り除かれるため、特に大手取引所が開催すれば、投資家人気も集まりやすいとされている。
なお、世界一取引所Binanceでは、1〜2月分のトークンセールkが共に数十秒で完売しており、IEO需要が2017年のICOブームを上回るではないかと関心を集めている。
今回、Bittrex上で行うトークンセールの詳細は。以下の通りになる。
- セール開始時間:日本時間3月15日、10:00 AM〜3月18日、9:00 AM
- トークン名:RAID(レイド) 「XRD」
- 調達目標額:17,000,000,000 XRD (~5,950,000 USD)「約6億6273万1120円」
- トークンの総発行数:100,000,000,000 XRD
- セールの価格:0.00000010 BTC (執筆時0.0434円)
- 一つの口座の購入上限:57,000,000 XRD (~20,000 USD)「約222万7667円」
- 一つの口座の購入最低枚数:30,000 XRD (~10.5 USD)「約1170円」
- トークンロック期間:期間なし
- 購入手段となる仮想通貨:BTCのみ
- 購入するユーザーは、KYCの審査を完成させたユーザーのみ
米Bittrexの発表によれば、トークンセールを行うRAIDプロジェクトは「国際的ゲームデータのブロックチェーン企業であり、ゲーマーのデータ共有を推奨するインセンティブ技術を開発するため、XRDで調達した資金を用いる」という。
さらに、RAIDの公式サイトによれば、RAIDプロジェクトの戦略パートナーの中には、「League of Legends」のアメリカ合衆国のゲーム会社Riot Gamesや、大人気リアルタイム戦略ゲームで、eSportsである「クラッシュ・ロワイヤル」のSupercell(スーパーセル)など、世界最大級のゲーム会社が並んでいる。
LoLは、全世界で1億人以上のプレイヤーに遊ばれているゲームで、世界大会の賞金総額は約58.8億円にも及ぶ。法規制などの問題で賞金が出にくい、国内プロリーグ“LJL2019”でも、賞金総額2700万円を誇っている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します