仮想通貨取引所BITPoint、付与通貨ビットコインSVを「6,166円」で交付へ
- BITPointがビットコインSVの日本円交付へ
- BITPointが、ハードフォークで生じたビットコインSVの日本円交付について日程とレートを発表。交付日は4月26日、レートについては6,166円/BSVで計算するという。
BITPointがビットコインSVの日本円交付へ
国内の仮想通貨取引所BITPoint(ビットポイント)が仮想通貨ビットコインSV(サトシ・ビジョン)の日本円交付を4月26日頃に行うことが発表された。
昨年11月に行われたビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークおよび通貨分裂以前の保有者を対象とした交付となる。
仮想通貨ビットコインキャッシュは昨年11月に毎年2回予定されている大型アップデート(ハードフォーク)が行われた際、ビットコインABC派とビットコインSV派で開発内容などで意見が対立。結果的にビットコインキャッシュ(BCH)が通貨分裂して新たにビットコインABC(現在のBCH)とビットコインSVの別々の通貨に派生していった。
しかし仮想通貨取引所ビットポイントは先週15日にBSVについて、今後取り扱う可能性は極めて低いとして通貨の代わりに日本円による交付を行うと発表。そして今回、その日本円交付の際に用いられるレートが以下の通りに公表された。
交付予定日:4月26日(金)
1BSV=6166円
交付の対象者には支払い通知書を発行するとしており、それを参照することで交付内容の詳細が把握できるようになっている。なお、交付日はあくまで予定であり今後変更の可能性もあるため注意が必要だ。
他の国内取引所の対応は
BITPoint以外で、BSVの取り扱いに関して日本円交付の金額を発表した取引所はBitbankとCoincheckがあり、それらの取引所はすでに交付を終えている。なお、それぞれ以下の交付日と日本円換算レートをもって交付が実施された。
- Coincheck
- Bitbank
交付日:3月26日 順次
1BSV=5290.12052円
交付日:4月2日 順次
1BSV=5437.6141円
BSVの日本円換算では、具体的な共通の対応方針が示されているわけではないため、取引所の対応によってある程度の開きがでたと見られる。なお、対応の有無は取引所に委ねられていたことから、迅速な対応方針を表明した取引所には、ユーザーからの信頼度も高く出たことが予想される。
そこからは、仮想通貨のハードフォークに対応する取引所によって通貨の換算レートに開きがでる可能性があることがうかがえる。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します