ネム財団がマレーシア政府と連携、ブロックチェーン関連の外国人技術者就労ビザ発行へ

ネム財団がマレーシア政府と連携
マレーシアメディアの報道によれば、ネム財団はマレーシアのMDEC公社・マレーシアの出入国省・求人情報を掲載する企業と連携し、ブロックチェーン技術の人材における短期就労ビザ取得を進める。

ネム財団がマレーシア政府と連携

マレーシアのMDEC公社は、ブロックチェーン技術の人材に対する需要を満たすために、IT関連のフリーランサーを対象とした短期就労ビザの取得プログラムを発表した。同国のニュースメディア「thestar」が報じた。

マレーシア・デジタルエコノミー公社(MDEC)は、マレーシア政府国有の企業で、国内のテックおよび商業セクターの管理を担当する機関だ。

仮想通貨・ブロックチェーン団体のネム財団(Nem Foundation)は、マレーシアの出入国省と求人情報を掲載するジョバティカル(Jobbatical、エストニア発)と連携し、上述のプログラム(デジタル・フリーランサー)を進めていくという。

ネム財団は、今回のプロジェクトにおいて、人材に必要な条件を定義し、ジョバティカがそれをジョブマーケットで提供、そして、出入国省が審査を行う。MDEC公社はこのすべてのプロセスにおけるバックアップ役になるという。

ネムマレーシアのCEOを務めるJasmine Ng氏は、今回の協業に関して、このプログラムはテックツアーを促進しながら、マレーシアにいるスタッフの技術レベルもともに成長して行くだろうと見込んでいる。

なお、今年5月には、ネム財団のSP(サービス・プロバイダー)プログラムにおける、最初のRFP(提案依頼書)が発表された。同RFPでは、ネムのアップデート「カタパルト」実装に向けたウォレット開発の最初の提携企業が規定されている。

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