仮想通貨プラットフォームBakktがウォレット開発に着手か Googleの元UX顧問を雇用

Bakkt、仮想通貨ウォレット開発中か
仮想通貨プラットフォームBakktは独自開発の仮想通貨ウォレットの開発に着手する可能性が浮上した。CoinPostでも関係筋への取材を行った。

Bakkt、仮想通貨ウォレット開発中か

仮想通貨プラットフォームBakktが、Googleの元UX顧問を雇用した。メディアでは独自仮想通貨ウォレットの開発に向けて動いているとの報道が行われた。

米仮想通貨メディアTheBlockの報道が入手した情報筋のコメントによると、Googleの元UX顧問Chris Peterson氏は、「BakktPay(仮称)」と名付けられたデジタル資産のウォレットのローンチに向けて、今月上旬にBakktに参入したという。

今年の1月、Bakktは複数分野におけるプロフェッショナルの募集を開始。中には、「モバイルアプリ開発者」との職種も含まれてた。

CoinPostでも本件に関する取材を関係筋に行ったが、「雇用したことでプロジェクトとして動いている可能性はあるが、公式に発表するものは現段階ではない」とのコメントを得られた。カストディを利用した決済サービスの展開は、これまでにもスターバックスなどと協力して目指している領域ではあるが、現状では開発段階にあるという。

Bakktは4月、ニューヨークの金融規制当局より信託会社として登録の申請を行なっており、カストディ企業Digital Asset Custody Companyを買収した。

CFTCの承認を待ちながらも、昨年末から予定として発表されたビットコイン先物取引が7月22日からユーザー受け入れおよび先物のテスト(UAT)を開始することが公式に発表された。

サービステストとウォレットの開発を進めるBakktは規制当局の承認と市場確保に向けて、どのように事業展開をおこなうか、業界における最重要動向の一つとなるだろう。

Bakktに関する最新情報

機関投資家向けの仮想通貨プラットフォームBakktは7月22日からビットコイン先物取引のユーザー受け入れテストを開始することを発表した。発表を受けBTC価格は重要ラインを突破、現在も続伸している。
ニューヨーク金融規制当局に信託会社としての登録申請に加え、暗号資産カストディ企業買収でCFTCが懸念する保管管理機能を強化するとBakktが公式発表した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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