ビットコイン価格今後のターゲットは「1000万円」|相場急落を予測した投資アナリストが予想
- ビットコイン価格4度目のパラボリック
- 海外の大物投資アナリストPeter Brandt氏が今後のビットコイン価格のターゲットとして「10万ドル」(約1070万円)を掲げた。同氏は昨年末の相場急落を事前に予測したことや45年の投資歴などから高い定評を得ている。
大物投資アナリスト「ビットコイン10万ドル」を予想
2018年11月の仮想通貨市場の急落を事前に予想していた著名トレードアナリストのPeter Brandt氏が今後のビットコインの新たな価格ターゲットとして10万ドル(1070万円)を挙げた。ビットコインのようにパラボリック的な上昇を見せる資産は他に無い点を強調している。
Brandt氏の予想は大胆に聞こえるかもしれないが、同氏の一見すると大胆な価格予想は過去にも的中した経緯がある。2018年1月時点でパラボリックの上限を超えた場合、原則的に価格は80%以上の価格低下につながると言及していた。
高騰相場の真っ最中にあった2018年初頭、Brandt氏の悲観的な主張は界隈からは注目を集めたが「仮想通貨が嫌いな訳ではない」と明言している。
実際にその後仮想通貨市場は同氏のツイートから10ヶ月後にビットコインキャッシュのハードフォークなどを受けて、最高価格から80%以上まで暴落を続けた。
また同氏が45年以上の投資歴で見てきたチャートの中でも、パラボリックを4度超えたのはBTC相場のみであると述べ、仮想通貨市場の過半数以上の市場占有率(ドミナンス)を誇るビットコインの独自性を強調した。
週末のビットコイン相場
週末の22日にかけてビットコイン価格は心理的に重要な節目と認識されていた10,000ドルのラインを突破していた。年初来ではおよそ+180%以上の騰落率を記録しており、現在は10,800ドル(約115万円)前後を推移している。
金の上位互換を指して「デジタル・ゴールド」と頻繁に称されるビットコインだが、急激な上昇を見せたタイミングで同時に金の先物価格も5年10ヶ月ぶりに高値をつけている。金融市場における先行き不透明な状況が今後どのようにビットコイン価格に影響するのか注目していきたいところだ。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します