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ステラルーメン(XLM)とは?【2026年最新】DTCC連携・買い方・リスクを解説

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ステラルーメン(XLM)は、2026年5月〜6月にかけて週間最大+80%の急騰を記録した国際送金特化型ブロックチェーンです。

急騰の主因は、米国の証券決済機関DTCC(日次決済額1,000兆円超)の子会社DTCが、トークン化証券基盤をStellarネットワークに接続する計画を発表したこと(2026年5月27日)。同時期には、国際送金大手マネーグラムが独自ステーブルコイン「MGUSD」をStellar上で正式ローンチするなど、「Wall Streetのオンチェーン化」を担うインフラとしての期待が高まっています。

本記事では、XLMの基本情報・機関採用の最新動向・国内おすすめ取引所・投資リスクまでをまとめて解説します。

この記事でわかること
  • XLMの基本情報と最新価格(時価総額・急騰経緯・DTCCとの連携計画の概要)
  • 機関採用の最新動向(DTCC計画・マネーグラムMGUSD・PayPal・Visa・Mastercard)
  • 500円から始めるおすすめ取引所(取引所比較)
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ステラルーメン(XLM)とは?

ステラルーメン(XLM)は、2014年にリップル社の共同創業者であるジェド・マケーレブ氏によって立ち上げられたブロックチェーンネットワークと、そのネイティブ通貨です。「世界中の誰もが、簡単・安価・高速にお金をやり取りできる仕組み」の実現を目指しています。

世界銀行の「Global Findex 2025」によると、銀行口座を持たない「アンバンクト(Unbanked)」は世界に約13億人いるとされており、特に新興国の人々や中小事業者が既存の金融インフラにアクセスできない状況が続いています。非営利組織であるステラ開発財団(米国拠点)は、こうした人々が仮想通貨を通じて資金をやり取りできる環境を整備し、「金融包摂(Financial Inclusion)」の実現をミッションとしています。

XLMトークンの基本情報

2026年6月時点の主要データは以下の通りです。

項目詳細
通貨名XLM(ステラルーメン)
公開日2014年7月31日
流通供給量約337億枚
最大供給量500億枚
価格(参考)約0.21ドル(約32〜34円)
時価総額(参考)約69億ドル(市場17位前後)
過去最高値2018年1月:約0.94ドル(約150円)
関連組織ステラ開発財団(米国)
※データ出典:CoinMarketCap・Bybit(2026年6月4日時点)、価格は日々変動します。

ステラの注目点:Wall Streetからの機関採用が加速

ステラの最大の特徴は、「実需のある決済インフラ」として機関・大手企業からの採用が加速している点です。2026年に入り、米国の証券決済の中核を担うDTCC、国際送金大手マネーグラム、PayPal・Visa・Mastercardなど、Wall Street直結の金融機関による連携発表が相次いでいます。

DTCC連携 米国債・トークン化証券インフラへの接続計画

2026年5月27日、米国の証券決済機関DTCCの子会社DTC(Depository Trust Company)が、トークン化証券基盤をStellarネットワークに接続する計画を発表しました。2027年上半期の利用開始を目指しています。

DTCCは米国株式・債券取引の決済を一手に担う機関で、日次の決済処理額は1,000〜1,200兆円規模に上ります。想定される対象は米国債や主要株価指数に連動した商品のトークン化で、「機関投資家の資産がブロックチェーン上に乗る」という期待が今回の急騰の主因となりました。

注意:DTCCの本格稼働は2027年上半期めどであり、発表から実現まで1年以上のタイムラグがあります。期待先行の部分を含む点は留意が必要です(リスクセクション参照)。

マネーグラムMGUSD——6,000万顧客へのステーブルコイン展開

国際送金大手マネーグラムとステラ開発財団は2021年から協力関係を構築してきました。3年間で累計約3,000万ドルの送金を処理し、特にアンバンクト層(銀行口座を持たない層)にとって実用的な金融アクセス手段として評価されてきました。

2026年6月2日には、独自ステーブルコイン「MGUSD」をStellar上で正式ローンチ。まず米国市場向けに提供を開始しています。

  • 発行体:ストライプ傘下の決済インフラ企業ブリッジ(GENIUS法対応済み)
  • 技術基盤:エムゼロ(スマートコントラクト)+ファイアブロックス(ウォレット管理)
  • 展開規模:アクティブ顧客6,000万人・世界約50万拠点に展開可能
  • ユースケース:新興国ユーザーが24時間365日ドル建てで資産保有し、現地通貨に換金

また、この仕組みはウクライナ危機下の人道支援にも活用されました。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はステラとマネーグラムのネットワークを活用し、ウクライナ避難民にUSDCを配布。モバイルウォレット経由で資金を受け取り、マネーグラム窓口で現金として引き出すことが可能となりました。

関連:国連UNHCR、ウクライナ難民支援でステーブルコインUSDC給付へ

PayPal PYUSDのStellar対応

PayPalは2025年6月11日、同社が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「PYUSD(PayPal USD)」のStellarネットワーク対応を発表しました。PYUSDはこれまでイーサリアムおよびソラナ上で発行されており、Stellarは3番目の対応チェーンとなります。

Visa・USバンコープによる決済大手の連携発表

この動きに連動し、米決済大手Visa(ビザ)も、自社のステーブルコイン決済プラットフォーム(Visa Tokenized Asset Platform)にStellarを追加対応すると報じられています。同プラットフォームで利用可能なブロックチェーンは、イーサリアム・ソラナに加えStellarとアバランチを含む全4種類となりました。

また、2025年11月には米銀大手USバンコープが、Stellar上で独自ステーブルコインのテストを開始。ステラが備える資産凍結や取引管理などの金融向け機能が評価されています。

関連:ビザ、ステーブルコイン決済で3銘柄と2ブロックチェーンを追加

Mastercard Crypto Credential(MCC)との連携

ステラ開発財団とMastercardのCrypto Credential連携発表(2024年10月)

出典:ステラ

ステラは、Mastercard(マスターカード)が展開する暗号資産ソリューション「Mastercard Crypto Credential(MCC)」に、唯一のネットワークパートナーとして参加しています(2024年10月発表)。MCCは、本人確認済みのユーザー名(Credential)で仮想通貨の送受金ができる仕組みで、従来の複雑なウォレットアドレスを置き換え、利便性と規制対応を両立します。

誤送金を防ぐ資産対応チェックや、トラベルルールへの対応など、利用者保護と法令順守を兼ね備えた設計が特徴です。

コラム:GENIUS法案とは

米国では2025年、トランプ政権の復帰により仮想通貨関連の規制整備が加速。その中核となるのが「GENIUS法案」で、1:1で担保されたステーブルコインの発行や保管に関する明確なルールを定め、実用化を後押しする内容となっています。

ステラの買い方・おすすめ取引所の比較表

ステラルーメン(XLM)を取引する際は、自身の目的や投資スタイルに合った取引所を選ぶことが大切です。長期保有なら出庫手数料や信頼性、短期トレードなら取引手数料や流動性などを比較するとよいでしょう。

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ステラの開発戦略と技術ロードマップ

DeFi対応ブロックチェーンへの進化:Soroban

ステラはこれまで「高速・低コストな国際送金ネットワーク」として利用されてきましたが、近年は機能拡張も進んでいます。2024年3月にはスマートコントラクト機能「Soroban(ソロバン)」がメインネットで正式稼働し、DeFi(分散型金融)や分散アプリケーション(dApps)の構築にも対応可能なブロックチェーンへと進化しました。

StellarネットワークのTVL推移グラフ(DefiLlama・2025年8月時点)

出典:DefiLlama

2024年3月には1億ドル規模の開発支援プログラム「Soroban Adoption Fund」を立ち上げ、開発者や新規プロジェクトを支援。2025年7月時点で、Stellar上のTVL(預かり資産総額)は1億ドルに達しています。

より高速かつ信頼性の高いネットワークへ

ブロックチェーンが社会インフラとして定着するために、処理速度と信頼性の両立が欠かせません。ステラは以下の技術アップデートを進めています。

  • Protocol 23 アップデート:処理の並列実行が可能となり、より多くの取引を短時間で処理できるようになる予定です。
  • バリデータの分散強化:ネットワークの中核を担う「Tier-1組織(バリデータ)」を現在の7社から13社へと拡大予定。特定のノードに依存しない、より分散的で持続可能なネットワークを目指しています。

リスクと注意点

価格急騰後の反落リスク

今回のXLM急騰には、ファンダメンタルズ以外の要因も含まれている点に注意が必要です。ピーク時には約3,400万ドル規模のショートポジションが強制清算(ショートスクイズ)され、実態以上の上昇圧力が加わりました。

実際に価格は5月27日〜30日にかけて0.2979ドル(約47円)のピークをつけた後、2026年6月時点では0.21ドル前後(約32〜34円)まで反落しており、ピーク比で約30%の下落となっています。DTCCの本格稼働は2027年上半期めどであり、進捗の遅れや市場環境の変化によって調整する可能性は十分に考慮しておく必要があります。

競合プロジェクトの台頭

ステラは国際送金に特化したネットワークとして発展してきましたが、この分野ではXRPやアルゴランド(ALGO)などの競合が台頭しており、政府・金融機関との連携も進んでいます。Sorobanの導入によりDeFi・金融アプリ分野への進出も進めていますが、金融市場での競争は厳しく、ユースケースの多様化が今後の成長を左右する重要な要素となります。

ステーブルコインと規制環境

ステラネットワークは、USDCなどの外部発行ステーブルコインを国際送金・決済の中核資産として活用しています。これらのステーブルコインの発行体が規制の変更や監視強化を受けた場合、ステラ上の送金・決済サービスにも間接的な影響が及ぶ可能性があります。

2023年3月のシリコンバレー銀行破綻時に、USDCの準備金の一部が同銀行に預けられていたため、USDCが一時的に0.88ドルまで下落する事態が発生しました。この事例は、担保資産や市場環境に起因する「価格安定性リスク」を浮き彫りにしました。

関連:米サークル、シリコンバレー銀行で33億ドルのUSDC準備金の送金が保留状態に

XLMトークンに関する税金リスク

ステラルーメン(XLM)トークンは、国内取引所を通じて購入可能ですが、仮想通貨取引で生じた利益は原則「雑所得」として取り扱われます。日本円との売買で得た利益だけでなく、仮想通貨同士の交換や、MGUSDのようなステーブルコインへの変換で生じた利益も課税対象となります。

雑所得に分類される仮想通貨取引での所得は、給与所得など他の所得と合算した金額に対して累進課税(5%〜45%)が適用され、住民税も合わせると最大約55%の税率が課されます。取引記録の管理は早めに始めることをおすすめします。

仮想通貨の累進課税表(国税庁)

出典:国税庁

よくある質問(FAQ)

ステラルーメン(XLM)についてよく寄せられる質問をまとめました。

ステラルーメン(XLM)とは何ですか?

ステラルーメン(XLM)は、2014年にリップル社の共同創業者ジェド・マケーレブ氏が設立したブロックチェーンネットワークのネイティブトークンです。
国際送金と金融包摂を主目的とし、非営利のステラ開発財団(米国)が運営しています。2026年6月時点の価格は約0.21ドル(約32〜34円)、時価総額は約69億ドルで市場上位20位圏内に位置します。

XLMはどこで買えますか?国内対応取引所を教えてください。

国内では金融庁登録済みのSBI VCトレード・ビットバンク・コインチェックなどでXLMを購入できます。
SBI VCトレードは入出金・出庫手数料が無料でコスト面に優れ、ビットバンクは取引所形式でスプレッドが狭く、コインチェックは初心者向けのシンプルなUIが特徴です。いずれも口座開設は無料で、スマホと本人確認書類があれば最短当日から取引を開始できます。

DTCCとステラの連携とは何ですか?

DTCC(Depository Trust & Clearing Corporation)は米国株式・債券の決済を一手に担う機関で、日次の決済処理額は1,000〜1,200兆円規模に上ります。
2026年5月27日、DTCCの子会社DTCがトークン化証券基盤をStellarネットワークに接続する計画を発表し、2027年上半期の利用開始を目指しています。米国債や株式指数連動商品のトークン化が主な対象とされており、機関投資家の資産がブロックチェーン上に移行する布石として注目されています。

マネーグラムのMGUSDとは何ですか?ステラとの関係は?

MGUSDは国際送金大手マネーグラムが2026年6月2日にStellar上で正式ローンチした米ドル建てステーブルコインです。
発行体はストライプ傘下のブリッジ社(GENIUS法対応済み)で、マネーグラムの約6,000万人のアクティブ顧客・世界約50万拠点のネットワークに展開可能です。銀行口座を持たない新興国ユーザーが24時間365日ドル建てで資産を保有し、現地通貨に換金できる仕組みを提供します。

ステラ(XLM)に投資するリスクは何ですか?

主なリスクは3点です。
①価格変動リスク:2026年5月の急騰ではショートスクイズも重なりピーク時から約30%の反落が発生しました。
②開発タイムラグリスク:DTCCの本格稼働は2027年上半期めどで、発表と実現の間に1年以上のラグがあります。
③競合リスク:国際送金分野ではXRPやアルゴランドも機関連携を進めています。
仮想通貨取引で生じた利益は日本では原則「雑所得」として最大55%の税率が適用されます。

Soroban(ソロバン)とは何ですか?

SorobanはStellarネットワーク上で2024年3月にメインネット稼働済みのスマートコントラクト機能です。DeFi(分散型金融)や分散アプリケーション(dApps)の構築に対応し、ステラを「国際送金特化チェーン」から「プログラマブルな金融インフラ」へと進化させました。
2025年7月時点でTVL(預かり資産総額)は1億ドルに達しており、1億ドル規模のSoroban Adoption Fundが開発者支援を継続しています。

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