バイナンス、仮想通貨関連企業初のISO情報セキュリティ規格の認証を取得

バイナンスがISO情報セキュリティ規格の認証を取得
世界最大手仮想通貨取引所バイナンスが情報セキュリティの国際規格であるISOの認証を取得したと発表した。仮想通貨関連企業では初めてとなる。

バイナンスがISO情報セキュリティ規格の認証を取得

世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスは24日、世界的に認められた情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001」の認証を取得したと発表した。

今回の認証は、世界最大の認定機関であるDNVと英国政府が承認した唯一の国家認定機関であるUKAS(英国認証機関認定審議会)に監査および認定されている。バイナンスによれば、DNVとUKASによって検証され、ISO27001の認証を取得したのは、仮想通貨関連企業としては初とのこと。

認証取得についてバイナンスCEOのChangpeng Zhaoは以下のように述べている。

セキュリティ面の課題は、常にバイナンスおよび利用者の最優先事項であり、セキュリティ管理がDNVとUKASによって認証されたことを光栄に思う。

ISO認定を取得することは、業界とコミュニティに対するセキュリティに関する取り組みの重要なものの1つだ。私たちは引き続き投資を進め、サイバーセキュリティの改善に努める。

ISO27001は、情報セキュリティマネジメントシステムの確立・実施・維持・継続的な改善、また情報セキュリティのリスクアセスメントおよびリスク対応を実現するための国際規格である。認証取得のために業務量やコストが増加することとなるが、その分ユーザーからの信頼性は高まることとなるだろう。

CoinPostの関連記事

取引所「Binance.US」が、新たに5銘柄の入金の受付を開始。9月25日の取引サービス開始時には、計「12通貨」を提供し、7銘柄が取引可能に。
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング