米Yahoo!ファイナンス、仮想通貨118銘柄の価格データの掲載開始 教育コンテンツの配信も予定
米ヤフーでデータをチェック
米国金融ニュースサイトの最大手、Yahoo!ファイナンスは、仮想通貨のベンチマークデータを提供するCoinMarketCap(CMC)と提携、ウェブサイトを統合した。
CoinMarketCapは「Yahoo!ファイナンスと戦略的パートナーシップを結び、Yahoo!の仮想通貨セクションを強化。最新の市場価格、指数だけでなく、教育コンテンツも間もなく閲覧が可能になる」とツイッターでアナウンスした。
この統合により、Yahoo!ファイナンスの仮想通貨ページで、世界の仮想通貨時価総額の90%以上を占める仮想通貨の情報が閲覧できるようになった。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、テザー(USDT)など主要な仮想通貨を含む合計118種類もの銘柄の価格が提供されている。価格設定には、世界の200を超える仮想通貨取引所からのデータが組み込まれている。
それぞれの仮想通貨の個別ページに遷移すると、価格チャート(一日、五日、一月、半月、一年、五年などのレンジで確認可能)や、最新の時価総額、出来高、流通供給量などを確認することができる。
今後、2つのCMC仮想通貨インデックス、Crypto 200とCrypto 200 EXも追加される予定だ。
CoinMarketCapのインデックスは、市場で最も包括的になるように設計された一連のベンチマークインデックスで、米ドルで取引された時価総額によって上位200銘柄のパフォーマンスを測定する。
教育コンテンツも共有
CoinMarketCapは、Yahoo!ファイナンスに仮想通貨関連の教育コンテンツも提供する予定だ。CMCのニュースレターやブログコンテンツが、Yahoo!の仮想通貨一覧や個々の仮想通貨ページのニュースストリームに統合される予定になっている。
Yahoo!を運営するベライゾンメディア社のFinance, Tech, Autos and Membership責任者であるJoanna Lambert氏は、仮想通貨が引き続き注目を集めているため、世界中の何百万人ものYahoo!ファイナンスユーザー向けに仮想通貨データを拡大することが不可欠と認識を示し、「信頼できる仮想通貨データプロバイダーであるCoinMarketCapと提携することで、タイムリーで確かな仮想通貨情報を提供して、ユーザーの需要を満たすことができる」と語った。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します