ウィンクルボスの仮想通貨取引所Gemini、2つ目のセキュリティ評価テストに合格
2つ目のセキュリティ評価テストに合格
ウィンクルボス兄弟が運営する米仮想通貨取引所Geminiが、世界四大会計事務所の1つ「Deloitte」が実施する、セキュリティ・コンプライアンスに関する2つ目のテストに合格したことを発表した。
今回合格したのは、システムと組織の管理に関するタイプ2のテスト(SOC2タイプ2テスト)だ。23日の発表では、この合格は仮想通貨取引所兼カストディアンとして世界初であると主張。タイプ1に関しては、昨年1月に合格を発表した。Geminiは「今回の合格で、高水準のセキュリティ・コンプライアンスを実行していることを証明できた」と説明している。
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一方で、米大手仮想通貨カストディ企業BitGoが、2018年7月にタイプ1、2019年4月にタイプ2のテストに合格している。Geminiの担当者はTheBlockに対し、「我々はタイプ2のテストに合格した初めての仮想通貨取引所かつカストディアンだ。Deloitteのレビューは、取引所業務とカストディサービスの両方に対し実施された」と話した。
米国公認会計士協会の説明によると、SOC2テストは特に、ユーザー情報を取り扱うサービス組織における管理をレビューする内容になっている。Geminiのリスク責任者Yusuf Hussain氏は、「システム管理のある時点の設計や実行を評価するのがタイプ1のテストで、システム管理が一定期間効率的に機能しているかをレビューするのがタイプ2のテストだ」と説明している。
今後Geminiは、タイプ2のリニューアルテストを毎年受けるという。
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