ドバイ政府、非課税の仮想通貨事業ゾーン立ち上げ
ドバイの仮想通貨非課税ゾーン
ドバイ政府のコモディティ規制当局DMCCは先週、スイスで開催されたダボス会議で、非課税の仮想通貨事業ゾーン立ち上げを発表した。
具体的には、スイスの関連企業CVVCと協業し、UAE内で仮想通貨・ブロックチェーン事業者の特別区を設けるという。スイスの「クリプトバレー」ツークをモデルにしたものだ。
区内では、共同作業施設や教育施設を置き、ブロックチェーンや仮想通貨関連ビジネスのインキュベーションも行う計画をしている。
さらに、この特別区はドバイの「フリーゾーン」に設置されることで、個人所得税や法人税、源泉徴収税などを徴収されることがなくなる。
ドバイおよびUAEはクリプト先進地域であり、以前にも仮想通貨と証券トークンの定義や、カストディサービスの規制実施などインフラの整備を整えていた。
参考:DMCC
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します