仮想通貨カルダノ セカンドレイヤー「Hydra」の事業計画書を発表

カルダノの「Hydra」

カルダノの開発機関「IOHK」は、セカンドレイヤーソリューション「Hydra(ヒュドラー)」を発表。ホワイトペーパーを公開した。

IOHKの発表によると、Hydraは、PoSのスケーラビリティを改善するために5年間研究されてきたもの。昨年11月に開発チームは率先してHydraに関する「イニシャル事業計画書」を公表したが、正式にホワイトペーパーを公開するのは今回が始めてとなるようだ。

Hydraとは

Hydraは、「ステイトチャネル」を利用するセカンドレイヤーのスケーラビリティソリューションだ。ステイトチャネルがカルダノのプロセスデータを「シャード(分割)」するが、ブロックチェーン自体を分割しない利点がある。

また処理負担を軽減するために、メインネットを介さずにオフチェーンでトランザクションを処理できるという。

Charles Hoskinsonの説明によると、Hydraはステークプールに適用。ステークプールの運営者は「Hydraのヘッド(head)」を自己運用するこができ、最大で毎秒1000のトランザクションを処理できると説明されている。

さらに、Hydraを利用すればステークプール運営側は、本来のステーク報酬以外のインセンティブを得られる。

Hydraの研究は終了したが、これからは実践と改善のフェーズに取り掛かるという。IOHKはHydraの専門チームを取り組み、カルダノの他の開発と平行で進められる。

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