ツイッターでドル送金 DeFi活用で「ソーシャルペイメント」実現

Twitterで気軽に送金できる「ソーシャルペイメント」

仮想通貨DeFiアプリのダーマ(Dharma)が、ツイッターのハンドルネームに米ドルを送金できる「ソーシャルペイメント」機能を開始したことが分かった。仕組みに仮想通貨を活用する。

ダーマのユーザーは、受信者がダーマのアカウントを持っていない場合でも、任意のツイッターアカウントに米ドルを送ることができる。米ドルはUSDにペッグされたステーブルコインDAIの形で送信される。

ユーザーが、資金を送りたいハンドルネームを検索、希望の金額を指定して、アプリから送金する。

受信者が資金を受け取るには、通知ツイートにあるリンクから、ダーマのアプリをダウンロードすれば相当金額を受け取ることができる。ダーマのアカウントを作成してから、ツイッターに接続、送金された資金へのアクセス権を受け取る仕組みだ。

資金は米ドルに変換して銀行口座に引き出すこともできるとしており、DAIをダーマの口座に残して、利息を得ることも選択できるという。

ダーマは、この「ソーシャルペイメント」機能を使う多様な方法を提案。ツイッターユーザーへの投げ銭、商品やサービスに対する報酬の受け取り、国境を越えた慈善団体への寄付や海外送金など、様々な場面で活用できると紹介した。

ダーマとは

ダーマは2017年に設立され、ピアツーピアの仮想通貨レンディングプラットフォームとして発足。これまでに多くの仮想通貨やブロックチェーン関連のファンドから出資され、2019年にはリップル社、コインベース・ベンチャーズ、ポリチェーンキャピタル等から700万ドルを調達した。

昨年8月に、金利商品に重点を置く方向へと転換。ステーブルコインで貯蓄し、高い利息も得ることが出来るレンディングサービスを提供している。同じ時期にイーサリアムのブロックチェーンを土台とするレンディングサービス「Compound」に接続したプラットフォームへ移行を行った。

移行によりダーマのユーザーは「Compound」の流動性プールを利用できるようになり、また貸し手が預金の利息を即座に得ることが可能となった。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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