日本政府、景気判断を11年ぶりの「悪化」
日本政府は4月の月例経済報告で、景気が急速に悪化しており、極めて厳しい状況にあるとの判断を示した。先行きについても「極めて厳しい状況が続く」としている。
先月に続いて2か月連続の下方修正で、「悪化」と記したのは、リーマン・ショックが影響した2009年5月以来10年11か月ぶりだ。状況はリーマン時を超えるとの認識も示しているという。
景気の下方局面を懸念した理由には、内需の減少がある。「個人消費」のほか、「輸出」、「企業の生産(製造)」でも下方修正した。
雇用についても、政府は「弱い動きがみられる」として、2か月連続で判断を下方修正している。
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