イーサリアム2.0、メインネットの仕様を実験へ Prysmatic Labsが新たなテストネットをローンチ
ETH2.0の新しいテストネットをローンチ
イーサリアム2.0(ETH2.0)のクライアントPrysmatic Labsは10日、新たなテストネット「Onyx」のローンチを発表した。
Onyxは既に入金受付を開始していて、間もなく最新のテストネットから切り替えを行う。
Onyxでは最新のETH2.0の仕様「v0.12.1」をテストを実施する。このバージョンはメインネットローンチ前の最終版の仕様になる予定だ。
Prysmatic Labsが前回のテストネット「Topaz」をローンチすることを発表したのが4月、バリデータがロックアップするETHの量をメインネット同様に32ETHに設定した。そのTopazに改良を加えた新たなテストネットがOnyxになる。
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Topazは参加するバリデータの数も多く、Prysmatic Labsのノードは35%以下で非中央集権性も高かったが、元々1つのクライアントで稼働させるネットワークだった。マルチクライアントでの稼働を試すも合意形成のエラーで対応できなかったため、Onyxではクライアントの互換性も検証を行う。
他にはP2P間におけるメッセージのやりとりの質向上や、合意形成のバグも修正するという。
参考資料 : Prysmatic Labs
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