ロシア連邦通信局、大手仮想通貨取引所バイナンスを「ブラックリスト」に=Roskomnadzor報道
ロシアがバイナンスを通信規制
最大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスが、ロシア連邦通信局Roskomnadzorから「ブラックリスト」入りした通知を受けとったことがわかった。ロシアの仮想通貨ニュースメディア「Forklog」が報じた。
ロシアでは、通信・情報技術・マスコミ監督庁(Roskomnadzor)が作成したブラックリストに基づいて、いくつかのウェブサイトが国内からアクセス制限がかかっている。
バイナンスのディレクターGleb Kostarevは、以下のように述べた。
バイナンスはロシア市場での評判を重視しており、この決定には法廷で異議を申し立てる。 問題があれば、代替の技術ソリューションを使用する可能性も検討している。私たちはすべてのステップについてロシアのコミュニティーに通知する用意がある。
ロシアは今年7月、初の仮想通貨法案「デジタル金融資産関連法(On Digital Financial Assets:DFA)」が最終審議を終え、承認された。
サービスや商品の支払いに仮想通貨を使用すること自体は禁止されるものの、デジタル資産の法的定義を提供する同法案により、ロシアで仮想通貨取引は「合法」となった。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します