今週の注目ファンダはADAのハードフォーク──仮想通貨ビットコイン市場情報も掲載
注目ファンダとBTC市場情報
注目ファンダとビットコイン(BTC)のハッシュレート推移、難易度調整予想について解説する。
ADAはハードフォークによりGoguen(ゴーグエン)に移行へ
2020年12月16日
カルダノの開発企業IOHKはADAのハードフォークを完了させた。このハードフォークはGoguen(ゴーグエン)へ移行するための重要なプロセスであり、「トークンロック」と呼ばれるプロトコルが追加された。
トークンロックとは、使用されている特定トークンの利用目的を記録する方法となる。現在はカルダノブロックチェーン上で利用可能なトークンはADAのみだが、今後投票やスマートコントラクトを実行する際などに利用するカスタムトークンも追加される。そのカスタムトークンが導入された場合に、その利用用途に合わせカスタムトークンを指定期間でロック(保留)する機能が提供される。
BTCハッシュレート推移とチャート
2020年12月6日~2020年12月12日
先週のBTCハッシュレートの最低値は12月7日の132.9TH/s(前週比103.5%)、最高値は12月10日の137.9TH/s(前週比103.1%)となった。
一方でBTC価格の最低値は12月11日の約181万円(前週比100%)、最高値は12月7日の約199万円(前週比97.5%)を記録。
ハッシュレートおよびビットコイン価格に一時的な動きがみられたものの、マクロ視点ではレンジ相場となる1週間であった。
BTC難易度調整
2020年11月17日02:01
前回の難易度調整は、2020年12月14日07:44(661,248ブロック)に行われ、変動率は-2.54%となった。
具体的な数字として、難易度は18.67 T(前回比97.4%)、平均ハッシュレートは133.54 EH/s(前回比97.3%)を記録した。
また、難易度調整の基準になる平均ブロック生成時間は10分16秒(前回09分11秒)となった。
次回の難易度調整は、2020年12月28日に行われる予定である。
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