bitbank:XRP取引量世界一を記録|国内で板取引がメジャーとなる時代へ
- bitbankがXRP取引量世界一に
- bitbankは、販売所形式(運営元から手軽に売買可能だが代わりに通貨価格が高い)が主流な国内において、板取引(販売所形式よりも安い代わりに手間がかかる)で多くのアルトコインを安く手に入れることが出来る取引所として注目を集めています。
- 国内取引所の情勢が大きく変化
- コインチェックでのハッキング事件後、多く国内の取引所に対しセキュリティなど求められる水準が高まり、bitbankも徐々に注目度を高めていきました。
bitbankが注目度を高める
国内取引所のbitbank(ビットバンク)が取引量を急増させ、1時間のXRP取引量で世界一を記録しました。
bitbankは、販売所形式(運営元から手軽に売買可能だが代わりに通貨価格が高い)が主流な国内において、板取引(販売所形式よりも安い代わりに手間がかかる)で多くのアルトコインを安く手に入れることが出来る取引所として注目を集めています。
特に現状、国内でXRPを板取引で入手可能なのはbitbankとQUOINEXのみとなっています。
アプリ版(iPhone/Android)もリリースし話題に
4月12日には、bitbankがiPhoneアプリをリリースしたことも話題になりました。
AppStoreファイナンスカテゴリ無料1位かつ全体無料9位も記録していることから、注目度の高さが伺えます。
CoinPostではbitbank iPhoneアプリの使い方解説記事を公開済みです。
コインチェック事件後の国内取引所情勢
国内取引所は、ビットコイン現物ではコインチェック、FXではbitFlyerやGMOコイン、アルトコインではZaifもしくは海外取引所、といった人が多数でした。
bitbankは取引量の観点からメジャー取引所にはなりきれていない印象でした。
そういった状況の中、コインチェックでのハッキング事件後、多く国内の取引所に対しセキュリティなど求められる水準が高まり、bitbankも徐々に注目度を高めていきました。
販売所形式が主流の中板取引が国内で伸びるか
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
特徴 | 販売元から仮想通貨を購入する | 売り板を出している投資家から購入する |
メリット | ボラティリティ(価格の変動性)が激しい時など取引量の薄い板で注文が通りにくい時でも即購入可能 | 販売所よりも安く通貨を購入可能、また自分の望む価格(指値)で取引出来る |
デメリット | 実際の通貨価格よりも割高となる、指値で注文出来ない | 購入までに時間がかかる、取引量の少ない取引所では大口が参入しにくい |
国内では、運営元が手数料を多く得ることができる販売所形式が主流となっています。
仮想通貨から投資を始めた方も多いため、ユーザーにとって手軽でわかりやすい反面、実際の価格よりも高い値段で買うことに対し納得のいかない投資家も多数存在し、度々販売所のスプレッドの広さが話題となります。
しかし、bitbankやQUOINEXなど板取引を主とする取引所の取引量が増えることで、大口投資家が国内でも多数のアルトコインを板取引でストレスなく入手可能になるかもしれません。
板取引で重要なのはその取引所の取引量であるため、その取引所の知名度が向上することで大口投資家にとっても使いやすい取引所になると思われます。
また、bitbankの取り扱い通貨は以下の通りですが、大口投資家からの注目を集めることでこれらの通貨のJPY資本流入が増加する可能性もあります。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します