CMEビットコイン先物、「窓:825ドル」で取引開始

CMEビットコイン先物のギャップ情報

ビットコイン価格は週末にかけて大幅下落、週明けも500万円台を下回って推移。アルト市場も全面高の様相を呈している。

ビットコイン、20年3月以来の大幅下落 2月第4週の暗号資産(仮想通貨)市場。週明け一時は600万円目前まで上昇していたビ...

週末の価格を織り込んだCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物は、1920ドル(20万円)の「窓(ギャップ)」で取引を開始。

  • 終値:46325ドル(4,932,824円)
  • 始値:45500ドル(4,844,976円)
  • 窓(ギャップ):825ドル

先週末の終値46325ドル(4,932,824円)に対し、始値は45500ドル(4,844,976円)となった。ギャップは825ドル生じているが、その後の価格推移で1時間以内に窓埋めを完了している。

また、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)では、2021年2月8日よりイーサリアム先物取引の開始している。

CMEは2017年よりビットコイン先物取引を開始。12月時点では、先物取引の建玉は10億ドルを超えるほど、市場規模を拡大しており、米国機関投資家の影響拡大がイーサリアム市場にも波及するきっかけとして注目されている。

関連米CME、イーサリアム先物取引を開始

CME:ビットコイン先物

CMEは、米拠点の金融機関など大口がビットコイン(BTC)価格変動へのエクスポージャーを得るために使用するが、他に取り扱いのある金融商品同様、毎週金曜16:00(CST)から日曜17:00(CST)までが休場となるため、24時間365日動くビットコイン(BTC)市場がその間に急騰・急落した場合、CMEのチャート上にギャップが生じる。

CMEのビットコイン先物:米ドル建ての差金決済取引では、1時間内の主要ビットコイン取引所Bitstamp、Coinbase、itBit、Krakenなどの取引データを集計、GMT午後4時に算出したBRR基準で運用。よって、現物市場とは異なる独自の値動きをする事はない。=閉まる時間(大引け)→CMEが開く時間(寄付き)の価格差による影響。

CMEの取引時間:米国中央時間の日曜日から金曜日午後6時から翌午後5時(日本時間午前8:00~翌午前7:00)。CT午後5:00(日本時間で午前7:00)から60分間は取引休止時間。※夏時間は1時間異なる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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