米大手AP通信、2020年米大統領選の関連NFTトークンをOpenSeaでオークション

AP通信のNFTがオークション開始

米AP通信が、2020年の米大統領選結果を初めてブロックチェーンで記録したNFT(非代替性トークン)をオークションに出したことをがわかった。

AP通信は、20年11月に行われた大統領選および連邦議会選挙について、イーサリアム(ETH)及びEOSのブロックチェーンを活用し、政府部門や個別団体の開発者に向けたAPIを提供していた。ブロックチェーンには、AP通信が各州投票の結果や発表日時などが記録されている。

今回、AP通信は大手NFTマーケットプレイス「Opensea」に、「The Associated Press calls the 2020 Presidential Election on Blockchain – A View from Outer Space」と名付けられた作品を出品。競売は3月11日まで約1週間続き、執筆時0.6381 ETH(約10万円)の価格となっている。

出典:Opensea

同作品は、2人の宇宙飛行士とポップコーンが宇宙空間を浮遊するなか、選挙人団の地図を俯瞰するというアートだ。

NFTの市場規模は2020年後期から急拡大。投資家やコレクターから人気を博す作品は数億円超えという高額取引も増えており、デジタルアーティスト「Beeple」による作品やCryptoPunks、Hashmasksがその例となる。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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