「ビットコインは約1ヶ月で半値水準に」仮想通貨の急落を解説|CoinPostのYouTube配信
仮想通貨暴落を解説
CoinPost代表各務と暗号資産(仮想通貨)取引所TAOTAOのクリプトアナリスト仮想NISHI氏は20日、CoinPost YouTube番組に出演。19日から始まったビットコインなど仮想通貨の急落について解説した。
最高額から半値水準に
19日にビットコイン(BTC)が大幅下落し、その後、一時は急反発したものの再度下落したことに言及。19日の安値の時点で、ビットコインの最高値から約1ヶ月間で半値水準になり、時価総額は過去1週間で約65兆円以上下がったことになる。
また、24時間の清算額が約8,000億円となり、今年最大規模の清算額を記録。特にDeFi(分散型金融)市場の清算規模は過去最大となったと解説した。
1ヶ月間で、なにが
米最大手取引所コインベースがナスダックに上場した4月14日に、ビットコインが700万円を超え、過去最高額になったと振り返る。その後、新疆ウイグル自治区で発生した大規模停電により、ビットコインのハッシュレートが急落。直後に、大規模な利益確定の動きがあり価格が急落した。
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さらに、米テスラ社が5月13日にビットコイン決済の停止を表明したことでさらなる暴落に繋がった。3月24日に決済を開始して、わずか2ヶ月弱で中止に至った形だ。
しかし、その後イーロン・マスクCEOが、テスラがビットコインを売却していないとするニュアンスのメッセージをSNSに投稿したことによりビットコイン市場は一部回復したと解説した。
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