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ビットコインのハッシュレート、1週間で20%低下──中国四川省の電力制限が影響か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインのハッシュレートが低下

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のハッシュレートが1週間で約20%低下し、その大きな要因の1つとして、中国の四川省で電力の使用が一時的に制限されたことが背景にあることが分かった。(難易度も13日に最高値に更新されている)

CoinPostの提携メディアThe Blockは、水力発電のエネルギー消費が多い企業に、電力の使用を制限するよう求めた通知を入手。マイニング企業に特化した通知ではないが、次の連絡が行われるまで制限は継続し、具体的な期間が記されていないため、現状がいつ改善するか分からない状況にあるという。

The Blockは20日、記事作成時点のハッシュレートについて、3日間の移動平均が145EH/s、7日間の移動平均が154EH/sとなっているとし、この値が5月2日から13日までの期間から、約20%低下していると説明した。

四川省はだいたい5月から雨季に入り、6月から9月にかけて雨量はピークを迎える。余剰となった水力エネルギーが低コストで利用できるため、四川省ではマイニング産業が発展してきた。今回の通知は、水力発電所がある山岳地帯の国営電力会社から16日に出されている。

現在四川省は、通常よりも気温が高く、電力の利用が急増しているという。その上、降水量が比較的少なく、電力の需給のバランスが崩れている状況だ。

この地域は雨季に合わせ、余った水力エネルギーを消費してもらうために、現地政府が企業を誘致している。そのため、四川省で採掘を行なうマイナーは多い。今回の通知はマイナーを含め、誘致した企業が事業を行う地域全体に出された。

その間にも、新疆ウイグル自治区で化石燃料による電力を利用していたマイナーが、雨季に合わせ、徐々に四川省に移動を始めているという。四川省の制限がいつ解除されるかなど先行きは不透明だが、現地メディアChina Timesは20日、四川省にあるマイニングファームの話として、「今月25日以降であれば、状況が改善する可能性がある」と報じた。

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