米政府機関、ビットコインやアルトコイン3通貨4,000万円相当を競売へ

米政府、仮想通貨オークション開催

米共通役務庁(GSA)は16日、ビットコイン(BTC)などを販売するオークションの開催を発表した。 同機関が暗号資産(仮想通貨)のオークションを行うのは年内では4回目となる。

販売されるのは額が違うビットコイン(BTC)に加え、ビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)のバンドルなど、累計11の品目がオークションにかけられる。販売される総額377,000ドル(約4,200万円)の仮想通貨の内訳は以下の通り。

  • 8.925 BTC
  • 150.22 LTC
  • 0.0002 BCH

ビットコインについては最大2.0BTC、最小0.025BTCなど異なる額で販売され、ライトコインとビットコインキャッシュは共にバンドルとしてオークションされる。

オークションにかけられているビットコインの最低ビッド額は平均して1BTC=22,088ドル(約245万円)を基に算出されているが、LTCとBCHのバンドルの最低ビッド額は5ドルである。

また、ライトコインがオークションにかけられるのも今回が初となる。

GSAの連邦調達サービス部門の地区責任者であるThomas Meiron氏は以下の通りコメントした。

経験豊富な投資家は、良い機会を見ればそれを見分けることができる。だからこそ、当社のオークションは、クリプト・コミュニティの間で非常に大きな熱狂を呼んでいるのだ。

今回は、新しい種類の仮想通貨が加わったため、今年で最もエキサイティングなオークションの一つになることを約束する。

オークションは日本時間19日午前6時から23日午前6時まで開催される見込みとなる。

米国の政府機関である共通役務庁(GSA)は連邦財産の管理維持や資材の調達・供給などを行う政府部門で、過去にも仮想通貨オークションを開催した経緯がある。2020年2月には累計4,000BTC以上をオークションで販売。また、4月末には総額9.45BTCを約5,300万円(487,000ドル)で落札した。

関連:米政府機関、9.45BTC(ビットコイン)を競売で売却

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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