米VC:ゴールドマンサックス以外の金融機関も仮想通貨トレーディングデスクを開設すると予測

ゴールドマンサックス以外の金融機関が仮想通貨トレーディングデスク開設?
Blockchain Capital Partnerのスペンサー・ボガート氏は、GS社以外の金融機関も仮想通貨トレーディングデスクを設立するだろうと予測しています。

「仮想通貨市場は(金融機関にとって)無視できない大きさ」

Blockchain Capital Partnerのスペンサー・ボガート氏(以下、ボガート氏)は、CNBCの経済番組「ファスト・マネー」で、ゴールドマンサックス以外の金融機関が仮想通貨トレーディングデスクを開設すると予測しました。

ニューヨークタイムズの報道で明らかになった、ゴールドマンサックスがビットコイン先物商品を提供するというニュースについて、ボガート氏は「大きなステップだ」と述べました。

また、その他の金融機関の参入についても、CoinbaseやBinanceの動かしている金額を見て、ウォール街の金融機関が参入しなければ規模を抜かされる可能性がある、というリスクを指摘しました。

番組の中でボガート氏はこのように述べています。

「仮想通貨市場は、無視出来ないほどに大き過ぎる」

ゴールドマンサックスの知名度だけではなく、市場の大きさを重要視しているとみられます。

また、先日Thomson Reutersが行った調査によると、約20%の金融機関が2018年に仮想通貨取引を開始する可能性があるとのことです。

更にボガート氏は、ビットコインが今年中に昨年の市場最高額を大幅に超え、1BTC:5万ドル(約545万円)となる可能性があるとみています。

ゴールドマンサックスの仮想通貨トレーディングデスクについて

ウォール街を代表する金融機関であるゴールドマンサックスがビットコインの取引事業へ参入する予定であることを明らかにしました。

ゴールドマンサックスによって提供される投資商品は、先物の一種である”NDF(ノンデリバラブル・フォワード)取引“が想定されています。

この投資商品はビットコイン現物を取り扱うものではなく、あくまでビットコインの価格と連動する商品としての性質を持っており、同社は自己資本を用いてこの投資商品を構築します。

また、ボガート氏は、ゴールドマンサックスが先物ではない現物取引を追加する場合は、保管や管理体制が解決すべき問題となってくるだろうと述べています。

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ウォール街を代表する金融機関であるゴールドマンサックス社が、ビットコイン価格と連動する商品を自己資本によって構築し、投資商品として取引事業に参入する事を発表しました。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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