分散型投資プロトコル(DAO)Syndicate、大手VCのa16z主導で2000万ドル調達

「DeFi投資」シンジケートが資金調達を実施

ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)は、分散型投資プロトコル「Syndicate」のシリーズA資金調達ラウンドを主導したことを発表した。

Syndicateは今回のラウンドによって、2000万ドル(約22億円)を調達した。

調達した資金については、「分散型自律組織を活用したテクノロジー開発、Web3プロジェクトやフィンテックスタートアップとの統合、およびコミュニティの成功・長期的な成長を視野に入れたリーガルおよび運用ツールによるコミュニティのサポート」に使用するとした。

シリーズAでは150以上の投資家が参加しており、Snoop DoggやCrypto Dog、Ashton Kutcherといった著名人・インフルエンサーや、取引所コインベースのCoinbase Ventures、IDEO CoLab Ventures、Aaveなども投資家に含まれている。

Syndicateは「投資を民主化」することを掲げるプロトコルで、現在はプライベートベータで運用されており、一般公開に向けて準備を進めている段階だ。

NFTに特化した投資ファンドであるDelphiのINFINFT、女性やノンバイナリーの創設者を支援するKomorebiなど、既に様々な投資プロジェクトがSyndicateで立ち上げられてきた。

関連:NFTに特化した自律分散型ファンド、仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalがオンチェーンでローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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