米TIMEマガジン、イーサリアム保有へ
メタバース特集プロジェクト
米老舗ニュースマガジンの「TIME」は18日、会社の資産として暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)を保有する計画を発表した。
TIMEは米仮想通貨投資企業Galaxy Digitalと提携し、イーサリアムの保有を実施するという。
ETHはTIMEが自ら購入するものではなく、現在企画しているメタバースの週刊特集ニュースレター「Into the Metaverse」に対して、Galaxy Digitalによる支払いというものだ。また、提携の一環として、TIMEは「TIME 100 Companies」というメタバース関連の企業100社リストも掲載する。
提携額については明かされていないが、週刊特集は6週にわたって公開されるものだ。また、Galaxy Digitalはコンテンツにおける専門知識を提供する。
マガジンにおける掲載のほか、TIMEは公式サイトにメタバースの特設ページ「TIME for Learning」を12月にローンチし、仮想現実に関する教育コンテンツも提供する予定。
TIMEは夏ごろから始まったNFTブームを受け、マガジンに複数のNFTや仮想通貨関連特集を掲載。また、3つのTIME誌カバーによるNFTの競売をNFTマーケットプレイスSuperRareを通して行ったなど、ブロックチェーン分野に関する取り組みを強化している。
さらに、4月には仮想通貨取引所Crypto.comと提携しビットコイン(BTC)を含む20以上の銘柄による支払いへの対応も開始していた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します