1,000個の「鉄腕アトム」NFT、販売開始1時間で完売

「鉄腕アトム」NFT、1時間で完売

double jump.tokyo株式会社(DJT)は14日、株式会社手塚プロダクション初の公式NFTプロジェクトのジェネレーティブアートNFT「鉄腕アトム」が約1時間で完売したことを発表した。DJTが提供するNFT事業支援サービス「NFTPLUS」を通じて行われた。

手塚プロダクションは9月に手塚治虫氏の漫画原稿を使用した、「鉄腕アトム」のデジタルモザイクアートNFT(非代替性トークン)を制作したことを発表し、オークション販売を予告。以降はさまざまな手塚治虫氏の作品を題材に、アートNFT作品を順次リリース予定としていた。

関連:鉄腕アトムなど手塚治虫作品のモザイクアートNFT、オークション販売へ

同プロダクションは2019年12月、DJTが開発・運営する国内ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」とコラボしており、手塚治虫氏の人気キャラクターである鉄腕アトム、ブッダ、猿田彦、火の鳥などがマイクリのNFTとして登場した経緯がある。

今回のプロジェクトもDJTがNFT事業支援に携わる形で実現した。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

Coinpost・EDLEAD社共催イベントで先行公開

13日より、同プロダクションの公式NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」のシリーズ第1弾「鉄腕アトム」のジェネレーティブアートNFTのチャリティー販売・オークションが開始されたが、開始からわずか1時間ほどで、1個あたり0.08ETH(約35,000円)で販売された1,000個のNFTが完売した。

なお、暗号資産(仮想通貨)メディア「CoinPost」と国際映像製作スタジオ「NOMA」を率いるEDLEAD社共催の「NFTの今と未来」を体感できるイベント「NFT WEEKS TOKYO」にて、第1弾「鉄腕アトム」のほか、「ブラック・ジャック」「火の鳥」の未公開モザイクアートNFTが13日より2日間限定で先行公開されている。

15日からは、世界に1つしかないモザイクアートNFT「鉄腕アトム」のオークション販売を予定。

モザイクアートNFTはカラー原画840枚で作成された背景と「鉄腕アトム」のキャラクターで構成されている。「鉄腕アトム」のキャラクターには、手塚治虫作品の4,000枚以上の白黒漫画原稿を4万点以上の断片にカットし、モザイク素材として配置しており、それらを組み合わせることで1つの迫力のある絵になっている。

同プロジェクトのデジタルアートNFTの売り上げは、ユニセフと日本の子供のための組織にそれぞれ10%ずつ寄付される方針だ。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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