ビットコインキャッシュが日本のコンビニでの決済対応を目指し協議中?ロジャーバー氏が発言
- ビットコインキャッシュが日本のコンビニでの決済に対応?
- 6月3日、Bitcoin.comの動画内で、ロジャー・バー氏が、会議内でビットコインキャッシュが日本のコンビニで決済に対応する旨の会話がなされた、と発言しました。この発言の影響で、BCH価格が11万円台から13万円台へと高騰しました。
- ロジャー・バー(Roger Ver)氏とは
- 2011年からビットコインへの投資を始め、仮想通貨関連のスタートアップに数々の投資を行ってきた、Bitcoin Jesus(ビットコインジーザス)とも呼ばれる有名投資家。ビットコイン総合ポータルサイトであるBitcoin.comのCEOであり、現在はビットコインよりもビットコインキャッシュを支持し、プロモートを進めている。
ビットコインキャッシュが日本のコンビニでの決済に対応?
6月3日、Bitcoin.comの動画内で、ロジャー・バー氏が、会議内でビットコインキャッシュが日本のコンビニで決済に対応する旨の会話がなされた、と発言しました。
ツイートはしてないが、実は今週、ある会議をしたんだ。
会議では、BCHは間もなく日本の数多くのコンビニで使えるようになると話されていた。
そうなると、コンビニでBCHを使って、商品はもちろん、公共料金も決済できる。
実に大きな一歩だ。わくわくするね。
今回の発表はあくまでミーティングの内容について触れたものであり、どのコンビニか、またいつからなのかは明言されていません。
しかし、これが実現した場合、ビットコインキャッシュ決済が一気に広がりを見せることになります。
この発表後、ビットコインキャッシュは大きく価格を伸ばし、11万円台から13万円台へと高騰しました。
CoinPostチャート・価格・相場
ロジャー・バー氏は以前にも日本での決済対応に意欲を見せていた
非常に反響の多かった今回の発表ですが、以前ロジャー・バー氏はCoinPostのインタビューに対し、取引所との連携を行なった決済ターミナルの形成に力を入れていること、さらにその日本版を実装する予定と述べていました。
それにより、日本の取引所と容易に接続されて、必要に応じて円と両替出来るようになるとのことです。
また、ビットコインよりもビットコインキャッシュが適しているのか、という問いに対し、「その通りです」と回答。
ビットコインの時と同じやり方で広げていく、とも述べていました。
このように、ロジャーバー氏は日本におけるビットコインキャッシュ決済について、3月末の段階で展望を明らかにしていました。
6月現在、上記の計画が進行し、今回の話に繋がった可能性があります。
また同氏は、3月のCoinPostのインタビューにて以下のように回答しました。
私が促進したいのは誰もが使えるお金としてのビットコインです。
そしてそれはどう考えてもビットコインコアではなくビットコインキャッシュです。
その言葉通り、ビットコインキャッシュが店舗で実際に使えるお金として、徐々に普及が進んでいます。
仮想通貨の決済は、税金の問題(決済で使用する度に税金が取られる)、決済時間の長さ、またその時間での価格変動リスクなど、まだまだ問題が山積みです。
しかし一方で、こういった決済対応のニュースで徐々に注目度を集め、市場を発展させていくこともまた重要なのではないでしょうか。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します