仮想通貨ウォレットMetaMask、アプリにNFT閲覧機能実装へ
アプリにNFT機能導入へ
暗号資産(仮想通貨)ウォレットMetaMaskは21日、ブラウザーエクステンションとモバイルアプリにNFTの表示機能を導入することを発表した。
MetaMaskはイーサリアムメインネットやArbitrum、Optimistic Ethereum、BSC、ポリゴン(MATIC)、アバランチ(AVAX)などさまざまなネットワークにも対応するウォレットアプリで、月間アクティブユーザー数は2,000万人を超えている。
OpenSeaなどのNFT電子市場にアクセスするために、MetaMaskといったウォレットアプリが必須だ。しかし、今まではNFTのアドレスやIDだけ管理可能だったため、アプリ内で自身が持つNFTの画像を閲覧する機能は以前からユーザーからリクエストされていた。
今回、MetaMaskはNFT機能がブラウザーエクステンションとモバイルアプリに導入されるのは「まもなく」だと説明した。また、ウォレット機能の拡充を進めており、昨年10月にはトークンスワップの機能を実装した。
先日、コインベースウォレットもブラウザーエクステンション上でNFTを閲覧する機能を追加することを発表していた。
NFT(非代替性トークン)とは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。メタバースでのファッションアイテムやゲームのアイテム、またアート作品など、幅広く技術が活用されている。
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