仮想通貨ウォレットMetaMaskがBitGoなどと提携、企業のDeFi利用促進へ

機関投資家分野でDeFi推進へ

イーサリアム(ETH)基盤の暗号資産(仮想通貨)ウォレットMetaMaskの機関投資家向け部門MetaMask Institutionalは5日、大手仮想通貨カストディ業者3社と提携することを発表した。機関投資家のDeFi(分散型金融)利用を促進することを目的としている。

提携先は、米BitGo、英ヴァージン諸島のQredo、および香港のCactus Custodyの3社だ。BitGoは4兆円以上の仮想通貨資産を保管し、150以上の取引所及び400以上の機関投資家に利用されている世界有数の大手。QredoとCactusも機関投資家に特化したサービスで、DeFiイールファーミングやレイヤー2へのサポート、資金運用など、カストディ以外にも多様なサービスを提供している。

流動性マイニングとは

イールドファーミングを行う人達を惹き付けるため、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークンが付与されることを指す。

イールドファーミングは、DeFi上で仮想通貨を預けて流動性を提供することにより利益を得ること。

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今回、MetaMask InstitutionalがBitGoなどの技術を導入することで、企業向けサービスのコンプライアンス要件を満たす狙いがある。また、3社のクライアントを対象に、小規模の仮想通貨スタートアップやDAO、数十億ドル規模のファンドまでにもDeFiへのアクセスを提供することが可能になるという。

MetaMask InstitutionalはMetaMaskが昨年の12月にローンチした機関投資家向けのサービスで、企業が接続するための技術スタックを組み入れている。

また、イーサリアムのDeFiエコシステムは昨年から大きく成長しており、全体のトータルバリューロック(TVL)は一年間で2兆円も増加してきている。

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