ロシア初のブロックチェーンETF、最大手銀がローンチ

ロシア初のブロックチェーンETF

ロシアの最大手銀Sberbank(ロシア貯蓄銀行)は先日、同国初とされるブロックチェーン業界関連のETF(上場投資信託)をローンチしたことがわかった。

「Sberbank Blockchain Economy ETF」というETFはSberbank傘下の資産管理会社Sber Asset Managementがローンチしたもので、モスクワ証券取引所に「SBBE」というティッカーシンボルとして上場した。

このETFは暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースや仮想通貨投資企業Galaxy Digital、ブロックチェーンソフトウェア開発企業Digindexといった企業の株式で運用。Sber Asset Managementは発表で「投資家はこの商品を通して、仮想通貨を直接購入・保管することなく、ブロックチェーン経済へのエクスポージャーを持つことができる」と説明した。

一方、ロシア国内では仮想通貨の関連規制は不明瞭だ。ロシア中央銀行は仮想通貨取引の禁止を検討しているが、すでに国民の一部が投資している背景もあり、同国の財務副大臣は昨年12月の仮想通貨規制作業部会にて、完全に禁止する政策は遅すぎたと指摘した。

関連仮想通貨規制で揺れるロシア中銀、禁止派は少数との見方も

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略で、日経平均株価など特定の指数と連動する投資信託のこと。非上場の投資信託と違い、株式などと同様に証券取引所で売買ができる。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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