TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

米ProShares、メタバース特化のETFを米SECに申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバース特化のETFを申請

米国で初めてビットコイン(BTC)先物ETF(上場投資信託)の承認を受けたProSharesは、メタバース(仮想空間)領域に特化したETFを、米証券取引委員会(SEC)に申請したことが分かった。

このETFは、ニューヨーク証券取引所またはナスダックに上場するメタバース関連企業の株価をもとにした指数に連動して運用。時価総額や流動性の必要条件を満たした企業が指数に含まれ、メタ(旧フェイスブック)やアップル、アマゾン、エヌビディアらの株価をもとにすると見られている。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略で、日経平均株価など特定の指数と連動する投資信託のこと。非上場の投資信託と違い、株式などと同様に証券取引所で売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連上場投資信託「ビットコインETF」とは|初心者向けに特徴と重要ポイントを解説

海外メディアの報道によると、ProSharesの申請書類「Form N-1A」が公開されたのは28日。ETFの名称は「ProShares Metaverse Theme ETF」である。

今回のETFが連動するのは「Solactive Metaverse Theme Index」という指数。この指数は、ドイツを拠点にするインデックスプロバイダーのSolactive社が運営するという。Solactive社は2007年から、ETFなどの投資商品に使用するための指数を開発してきた。

指数に含まれるメタバース関連企業は、以下のプロダクトやサービスの提供に関わる企業と定義している。

  • メタバース技術(「仮想現実:VR」や「拡張現実:AR」も含む)
  • メタバースのプラットフォーム
  • メタバースの機器
  • 規格開発
  • データ処理

関連次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

メタバースETFのリスク

ProSharesは申請書の中で、今回のETFには様々なリスクが考えられると述べた。メタバースは新しい技術であるため、技術の発展が思うように進まなかったり、需要が急激に減少したり、政府が規制したりして、ETFのパフォーマンスに影響を与える可能性があると説明。

また、メタバースがインターネットやコンピューターシステムを利用する領域であることから、サイバーセキュリティ上のリスクもあるとした。

一方で、フェイスブックがメタバース事業に特化することに合わせて社名を変更して以来、メタバースは大きな注目を集めている。NFT(非代替性トークン)などと相性の良い領域であることから、暗号資産(仮想通貨)業界でも関心が高まってきた。

関連大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

また、カナダなどの国ではすでに、メタバース関連のETFが上場したと報じられている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧