「Bored Ape Yacht Club」の発行会社、5,700億円の評価額でa16zから資金調達か

独自トークンの発行も?

高額NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を創作したYuga Labsは5,700億円の評価額として米大手VCのa16zと資金調達について交渉しているようだ。英Financial Timesが報じた。

BAYCはYuga Labsが2021年4月にリリースした10,000点のNFTで、0.08ETHの発行価格で販売。その後さまざまな米著名人が相次いでBAYCを購入しSNSのプロフィール画像にすることで人気が急上昇。先日OpenSeaにおけるフロアプライス(最低価格)は100ETHを突破した。執筆時は99ETHのフロアプライスで取引されている。

出典:OpenSea

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今回、FTが入手した情報筋の内容によると、Yuga Labsはa16zに数億円に相当する株式を売る形で調達することを検討している。具体的な条件などは定かではなく、調達成立に至らない可能性もあるという。

また、株式売却以外にも、BAYC独自のトークンを発行し、投資家及びBAYCの保有者に付与することも検討しているとFTは報じた。なお、a16zとYuga Labsはコメントを発表していない。

Yuga Labsは先日、BAYCゲーム「Apes vs. Mutants」をリリースした。また、昨年12月には、香港の大手ブロックチェーンゲーム関連企業のAnimoca Brandsと提携し、BAYCテーマの「Play-to-Earn」ブロックチェーンゲームを開発する計画を発表した。

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