「Bored Ape」がNFTゲーム化へ、Animocaと提携

「Bored Ape」がブロックチェーンゲームに

香港のブロックチェーンゲーム関連企業のAnimoca Brandsは13日、人気のNFT(非代替性トークン)プロジェクトBored Ape Yacht Club(BAYC)と提携し、ブロックチェーンゲームを作成する計画を発表した。

ゲームの詳細はまだ明らかになっていないが、ユーザーがゲームをプレイすることで現実世界で使える資産を獲得できる「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」というシステムを採用する予定だ。配信開始されるのは、2022年の4月から6月の間と計画されている。

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NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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Animoca Brandsの共同創設者Yat Siu氏は、次のようにコメントした。

Bored Ape Yacht Clubのように、台頭するNFTの世界を強力に表現できるアイコンは非常に少ない。だからこそ私たちは、グループとして、かなりの数のBAYCを保有している。カルチャー面で画期的な達成を示したBAYCと、ゲームでコラボレーションできることを誇りに思う。

高い人気を維持するBAYC

Bored Ape Yacht ClubのNFTは当初、0.08イーサリアム(ETH)(時価約3万5,000円)で販売されていたが、購入者たちがSNSでプロフィール画像に設定したことも後押しとなって人気が急上昇。10月にも老舗オークションハウスのサザビーズで、Bored Ape#8817が340万ドル(約3.8億円)で落札されている。

暗号資産(仮想通貨)メディアThe Blockのデータによると、BAYCは、取引量で最も人気のあるNFTプロジェクトの1つであり続けている。

出典:The Block

2021年4月に1万枚のNFTコレクションがリリースされて以来、8月のピーク時には1週間で約1億3,000万ドル(約150億円)の売買額を記録。11月にも1週間あたり最大で約9,300万ドル(約106億円)を売り上げており、熱心なファン層を維持している。

Bored Ape Yacht Club(BAYC)とは

Yuga Labsが制作するNFT。「退屈した猿(Bored Ape)」をモチーフとしたNFTコレクションで、イーサリアムのERC721規格をベースにしている。それぞれのNFTは表情、髪型、服装、背景色などが様々に異なっており、唯一無二のものである。

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BAYCの制作スタジオであるYuga Labsの広報担当者は、次のように述べた。

Animoca Brandsと協力してBAYCの世界を拡大し、Bored Apeの実用性やNFT保有者の特典を拡大することができて大変嬉しい。

Animoca Brandsはブロックチェーンゲーム分野の先駆者であり、確かな実績を持っている。

Animoca Brandsは、フィナンシャルタイムズの「High Growth Companies Asia-Pacific 2021(2021年アジア太平洋高成長企業)」にランクインした企業で、F1やディズニー、ドラえもんを始め、数百もの知財活用製品を提供。デジタルエンターテインメント、メタバースの分野で事業を行っている。

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