
SOL保有拡大
ソラナ(SOL)特化型デジタル資産財務戦略企業デファイ・デベロップメント(DeFi Development Corp.)が15日、SOL保有量が387億円相当に拡大したと発表した。
同社は新たに平均価格201.68ドルで11万SOLを新規取得し、総額約2,200万ドル(32億円)の投資を実行した。ステーキング報酬とオンチェーン活動による収益を含め、総保有量は約1,420,173 SOLとSOL相当額に達している。
今回の追加取得により、同社の重要業績指標である「1株あたりSOL(SPS)」は9%増の0.0675に上昇した。発行済株式数は2,104万5,049株で、米ドルベースのSPSは13.02ドルとなった。
新規取得したSOLは長期保有され、デファイ・デベロップメント独自のソラナバリデータを含む多様なバリデータにステーキングされる予定だ。同社はSOL保有・ステーキングに加え、独自のバリデータインフラを運営し、委託ステークからステーキング報酬と手数料を引き続き獲得。分散型金融(DeFi)機会への参加とソラナのアプリケーションレイヤー拡大支援も継続している。
デファイ・デベロップメントは積極的なソラナ購入プログラムを追求する主要な公開上場企業の1つとなった。元不動産テック企業ヤノーバーから転換した同社は、SOL保有を主要財務政策として採用している。
同社は本業として年間100万人以上のウェブユーザーにサービスを提供するAI搭載オンラインプラットフォームも運営している。商業不動産業界向けにデータ・ソフトウェア購読サービスと付加価値サービスを提供し、多世帯・商業不動産専門家を結ぶ複雑なエコシステムを管理している。米国の銀行の10%以上を含む数千の貸し手にもサービスを提供している。
他のSOL財務戦略企業にはUpexiやSol Strategiesが含まれる。
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